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Ru/Li/Lu/Ra

僕たちはGM(ゴールドメイデン=黄金の歌姫)に呼び出されて説教部屋…じゃなかった
アーカイアという異世界に召喚された。
寄声蟲とよばれるバケモノと戦わされる為に。

とりあえず可愛い女の子をあてがってやるから戦えボケ、
と言われたので渋々ながら操兵…じゃなくて絶対奏甲に乗って戦う事に。
どうやら事態はかなり逼迫していて、周辺を敵にかこまれているらしい。
死にたくないし、僕たちは無我夢中で戦った。

GMに呼び出された人達はかなりたくさんいたけれど
このポザネオ島での戦いで何人かは命を落とした様だった。
でも、なんとか戦いには勝利して当面の脅威はさったらしい。
ふうやれやれ。

ところで、それはそれとして
パートナーの女の子にお手つきしちゃいけないってどういうことでしょうか?
それにもとの世界に帰れないうえに、残党処理もしてくれって…
いったい、僕たちはこれからどうなるのだろうか。

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“大召喚の儀式により倒れられた黄金の歌姫にかわって
白銀の歌姫より、貴君等機奏英雄達に挨拶がある!
心して聞くように。”

どうやら偉い人から挨拶があるようだ。
僕たちは評議会の講堂に集められ、白銀の歌姫とやらの話を聞くことになった。
待っていると、壇上に一人の女性が歩み出てくる。
とても美しい人で、凛とした雰囲気の気高そうな女性だ。

ダン!

私が白銀の歌姫、フォルミカである 
話しかけられたとき以外は口を開くな 
口でクソたれる前と後に“サー”と言え 
分かったか、ウジ虫ども!

(…はい?!)
 
ふざけるな!大声だせ!タマ落としたか! 

「さ、サー、イエッサー!」
僕を含め、みんながあわてて返事をする。
 
貴様ら雌豚どもが最初の戦いに生き残れたからと言っていい気になるなよ
たまたまダイスの目がよくて能力値合計が67以上だったにすぎんのだ。
だが、これから始まるキャンペーンをこなして、それでも生き残れたら― 
各人が兵器となる。戦争に祈りを捧げる死の司祭だ。 
その日まではウジ虫だ!
アーカイア上で最下等の生命体だ! 

貴様らは人間ではない 
寄声蟲のクソをかき集めた値打ちしかない! 

貴様らは厳しい私を嫌う 
だが憎めば、それだけ学ぶ 
私は厳しいが公平だ、人種差別は許さん 
ロリ好き、姉好き、人外好きを、私は見下さん 
すべて― 
       
平等に価値がない! 

私の使命は役立たずを刈り取ることだ 
愛する機奏英雄の害虫を! 

分かったか、ウジ虫ども! 

「サー、イエッサー!」 

ふざけるな! 大声だせ! 


→サー、イエッサー!!

→ごめんなさい、帰らせてください。
 

…まぁ、シャレですので。深く突っ込まないように。
それから、セッションに登場する白銀の歌姫はこんな性格ではありません(笑)

元ネタはこちらのサイトを参照されると良いかも。