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プレイした日:2003年04月06日
パーティレベル:5



名前クラス種族/性別備考
ガレイドファイター/バーバリアンハーフオーク/男 
スクリルドルイドヒューマン/男 
フィオリーナソーサラーヒューマン/女 
ミゼルファイター/クレリックヒューマン/女 
フリーポートに遭難した商業船からの瓶詰めの手紙が流れ着いた。 手紙の主はシンゴ・ミディアム。スマイリー商会の商業船、ヘルベチカ号の船長からのモノだった。 手紙には船が遭難しゴシック島と思われる場所に漂着したこと、船員は8人だけ生き残り、船は大破したことが書かれていた。 さらに、ゴシック島はゴブリン一族が支配しており全員囚われてしまったという。 この手紙はゴブリン達の隙をみて海に流したようだ。 PC達はフリーポートの救出部隊の隊長リュウ・ミンタイ等と共にミディアム船長の救出に向かう。 四日間の航海の末、フォント諸島にあるゴシック島に無事到着する一行。 しかし、上陸した一行を待ち受けていたのはゴブリン軍団だった。 一行は奇襲をうけ、ゴブリンウィザードの放ったFireballにより船は爆発炎上。 さらにゴブリンワーグライダーの強襲により救出部隊は壊滅してしまう。 PC達はギリギリの攻防戦の末どうにか難を逃れるが、ミンタイ隊長以下救出部隊はゴブリン達に囚われてしまう。 海岸線に洞窟を見つけたPC達はそこで一泊する事になる。 そして、翌日一行はゴブリン達の支配する島を舞台に生き残りと脱出をかけた冒険を始めるのであった。 (以上、冒頭ビジュアルシーン) そんなわけで島の探索を始めるPC達。 なお、島のマップは得に決まっていない。 カタンのタイルをランダムに配置して地形によってイベント等がおこるという形。 #要するにランダムダンジョンというコトです。 事前に島について集めた情報によると、バジリスクやコカトリスがいるらしい。 が、得に何にも遭遇することなく探索はすすむ。 そして、山岳地帯にでてきた。 そこで一行は怪しげな洞窟をみつける。 遠くから見てみると中に何者かがいるようだ。 様子を窺っていると、洞窟の中からオーク語で話す声が聞こえてくる。 どうやらオーク達がいる様である。 事前の情報では島にはゴブリン、オーク、コボルド達が住んでいる事が判っている。 今のところ敵対しているのはゴブリン達であるが、オーク達が敵か味方は判らない。 どうするべきか悩んでいるところで、ガレイドがオーク語で話しかけた。 ヒューマンの三人をおいておいて、何やらコンタクトに成功するガレイド。 一行はオーク部族の族長、グラムドランと面会することになる。 ガレイドはグラムドランに自分たちがこの島にやって来た目的や、ゴブリン達と戦っている事を告げる。 するとグラムドランはゴブリン共と戦うなら力を貸そうと言ってくる。 オーク部族は昔からこの島に住んでいたが、数年前やって来たゴブリン一族に追われる形で今の洞窟に住んでいるらしい。 #島では嘗てオークとゴブリン達が争った形跡がチラホラと見て取れた。 ゴブリン一族は族長が僧侶、その配下に魔法使い、ワーグライダー、エリート戦士と強力な戦力を保有している。 さらに海外貿易で武具の類もマスターワークで、武闘派としてゴシック島を制圧している。 原住民であるオーク一族やコボルド一族は奴隷として彼等の労働力に囚われていたりする。 グラムドランの話では、島の反対側に彼等の砦があるという。 捕まった人達はそこで働かされていると思われる。 一行はまた、コボルド一族のことについても聞く。 コボルド一族はハーフシルバードラゴン/ハーフエルフの女性が指導者となりロウフルグッドに生活しているらしい。 オーク一族もコボルド一族とは昔からそれなりに上手く共存してきている。 ゴブリン一族も、コボルド一族の隠れ里には手を出せないでいるようだ。 オーク達と手を組み、情報収集したPC達は砦の場所を確認するために再度島の探索を開始する。 島の向こう岸を目指し歩いていく一行。 その途中、麦畑でゴブリンワーグライダー四体と遭遇する。 遭遇距離230ft.お互いに気がついている状態だ。 かくて戦闘に突入する。 ゴブリン達はライトランスをかまえてSpirited Chargeする気満点であるが、距離が離れすぎていた。 スクリルの放ったEntangleに二人のゴブリンが囚われる。 また、ガレイドやミゼルの射撃により、前に走ってきたワーグ二匹が倒れる。 ゴブリン達は得意のマウントチャージができず、力を充分発揮できずに倒されてしまう。 乗り手のいないワーグ達も攻撃に加わるが、これも返り討ちにする。 最後に残ったゴブリンは信号弾を発射してなにやら合図を送る。 ワーグライダー達を全滅させた一行は敵増援が来る前にその場を後にする。 草原の花畑の近くを通りすぎた一行はそこで二人のコボルド達を目撃する。 一人のコボルドがお花で冠をつくって、もう一人にプレゼントしている。 一行は見なかったことにして、先を急ぐことに。 散策の末、海に面した山岳地帯でゴブリン砦を見つけた。 場所を確認した一行は一端海岸の洞窟に戻り、翌日準備を整えて襲撃をかける。 ゴブリン達の首領、ホブゴブリンクレリックのマティスはPC達を砦に誘い込んで殲滅する作戦をとっていた。 が、フィオリーナのとりだしたNecklace of Fireballsがその目算を台無しにした。 次々と放たれるFireballによって精鋭のゴブリンアーチャー達は壊滅。 もちろん一般ゴブリン兵たちなどひとたまりもなく。 マティスも手ひどいダメージを受け、さらにスクリルのFlaming Sphereに追われる形で地下へ逃げていく。 砦の地上部分を制圧した一行は砦の裏手、海岸に建造中のドックと船を認める。 そこには囚われたオークやコボルド、そしてミディアム船長やミンタイ隊長等が働かされていた。 一行は彼等を救出するべく海岸へと向かう。 そこにはフルプレートに身を包んだ精鋭のゴブリンファイターが待ち受けていた。 さらに、地下へ逃れたホブゴブリンクレリックもポーションを飲んでHPを回復して戻ってきた。 また、地下室でアイテムクリエイトしていたゴブリンウィザード及び護衛のゴブリンファイターも一緒である。 前後から挟まれる形になるが、フィオリーナがGreaseを使い足止め。 さらに自身を囮にしてゴブリンウィザードのFireballの標的になる。 すでにProtection from Elementsがかかっており、見事に囮の役目を果たす。 戦局はPC達に有利となり、捕まっていたオークやミンタイ隊長達も反乱を起こす。 ゴブリン一族はその精鋭部隊を失い、そして首領のマティスもガレイドに討たれる。 ゴブリンウィザードはもうダメと見るや、さっさと逃げ出す。 が、Expeditious Retreatを使ったミゼルとWild shapeでチーターになったスクリルに追われてあっさり追いつかれる。 命乞いするゴブリンウィザードをグラップルでキュッと絞め落とすミゼル。 とりあえず要望通り殺してはいません(笑)。 こうしてゴシック島を支配していたゴブリン一族は冒険者達によって壊滅するのであった。 オークやコボルド達はPC達に礼を言い、大変感謝する。 PC達はゴブリン一族の首領の首とゴブリンウィザードの身柄をオーク達に引き渡す。 と、ここでこのゴブリン砦を自分たちのアジトにしたいとの意見が出る。 その旨をオーク一族の族長グラムドランに告げると、彼は勿論かまわないと答える。 ゴブリン一族を倒したPC達に対してオーク一族はその武勇に感服していたのだ。 #特にハーフオークのガレイドの事を気に入っているようである。 また一行はコボルド達の指導者、ハーフシルバードラゴン/ハーフエルフのヴァーダナにも面会する。 彼女はPC達の働きに感謝して、お礼を述べる。そして、砦の件も構わないと言うことであった。 それからPC達はスマイリー商会の船員達やミンタイ隊長以下救出部隊の人々と共に、 ゴブリンの科学技術でつくられた微妙な船に乗ってフリーポートへと帰還するのであった。

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