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プレイした日:2003年03月16日
パーティレベル:4



名前クラス種族/性別備考
アウストローグ/ウィザードエルフ/男 
ザクエルファイター/アーバンレンジャーヒューマン/男 
ナタリークレリックヒューマン/女 
リルグレイドレンジャー/クレリックヒューマン/男 
ボンクレー・ジンジャー二世が今は亡き、海賊キャプテン・ドレイクの航海日誌を手に入れたらしい。 そこにはドレイクの残した宝に関する情報が書かれているらしく、それを探し出すのにボンクレーはPC達に協力を求める。 一行は打ち合わせを行うために、酒場にて待ち合わせする事になった。 酒場の奥の個室でPC達が待っていると 「わー、あいつらが〜」 と叫びつつボンクレーが酒場に入ってきた。 見ればボンクレーは海賊達に追われている。 どうやら、ドレイクの航海日誌を狙う海賊団の一味らしい。 ボンクレーはPC達に助けを求める。 しっかりと護衛料の交渉をするナタリー。 また、ザクエルが追っ手の海賊達の正体が黒髭団だと気がつく。 海賊一味には賞金がかけられていると知って俄然やる気を出す一行。 待ち合わせをしていた酒場の個室にボンクレーを匿い、一行は海賊達を迎え撃つ。 手際よく海賊達を倒していくと、酒場の入り口からさらに海賊の一人が姿を現す。 その海賊は状況が不利とさとったのか仲間達に散開するように叫んでからアミュレットに手をかける。 どうやらNecklace of Fireballsのようである。 ナタリーがコマンドワードを言わせまいとSilenceを使うがSTに成功されてしまう。 そこで酒場の外(入り口の脇)に待たせておいた犬のスターリンに“攻撃”命令をだす。 主人の命令をうけて手近にいる人間に襲いかかるスターリン。 それは入り口の最も近くにいたNecklace of Fireballsを持っている海賊であった。 がぶりと噛まれてかなりのダメージを負う海賊。 そこにザクエルがダガーを投げつけなんとかNecklace of Fireballsを使われる前に倒すことに成功する。 残った海賊達は完全に形勢不利とみて逃げ出していった。 街の衛兵達もやってきて酒場の乱闘も沈静化する。 Necklace of Fireballsは何だかんだと理由を付けてPC達が接収する事に。 その後、ボンクレーと何事か話し合ったPC達は酒場からの帰り道で謎の襲撃者に出会う。 アウストとリルグレイドが屋根の上にいる何者かに気がつく。 それはハーフブラックドラゴン/ハーフドワーフのモンクだった。 どうやら黒髭海賊団のボス、キャプテン・ブラックベアード様だ。 襲いかかってくる黒熊に応戦する一行。 しかし、敵の高いACとCircle Kickの前に激しく苦戦する。 #主戦力のザクエルのダイス目がふるわなかったという事もあるのですが 何度かザクエルが昏倒し、犬のスターリンも戦線離脱する。 アウストがShieldを展開し囮となって、ナタリーとリルグレイドがワンドでザクエルを回復していく。 しかし、戦いは敵のペースで展開する。 そこで一行はObscuring Mistを展開することにする。 視界が遮られミスチャンスが発生するが、攻撃される方はDexのACボーナスを失う。さらに攻撃者には+2のボーナスが。 これにより、アウストが5ft.手前から位置を特定→5ft.下がって矢を撃つを繰り返しダメージを与えていく。 さらに、ナタリーも外れようのないMagic Missileをワンドから投射していく。 こうして、反撃に転じたPC達の前にキャプテン・ブラックベアードはついに地面に倒れた。 一行はブラックベアードを詰め所につきだし、再び帰路につくのであった。
パーティレベル:4
名前クラス種族/性別備考
ガレイドファイター/バーバリアンハーフオーク/男 
スクリルドルイドヒューマン/男 
フィオリーナソーサラーヒューマン/女 
リルグレイドレンジャー/クレリックヒューマン/男 
PC達はフリーサイドという町にやって来ていた。 ハリケーンシーズンも近いこともあって、早くフリーポートに帰りたいところ。 一行はフリーポートに向かう船を探していた。 すると、フェン船長の船がフリーポートに向かうらしいという情報を得る。 さっそくフェン船長がいるというソルティウェンチという酒場を訪れる。 酒場の奥に海図や見積書とにらめっこしているフェン船長の姿があった。 さっそく交渉に入る一行。 商談はまとまり、フリーポートまで30gpで雇ってもらえることになった。 翌日の夜、港の一番ドックに来るように言われて、PC達は宿に帰る。 翌日、リルグレイドは言われた港の下見に行く。 そこで目つきのいかれた老人がガクガクと震えながら歩いてくる。 老人は訳の分からない譫言をブツブツと呟き続けている。 不審に思ったリルグレイドが話しかけると、老人はナイフを取り出し自分の躰を傷つけようとする。 慌てて止めようとするリルグレイドだが間に合わず、老人は躰に奇妙な紋様を刻みつける。 リルグレイドは近くにいた人に呼びかけて、神殿まで老人を送り届けることにする。 神殿に老人を引き取ってもらうと、リルグレイドは司祭に老人の付けた傷の模様について訪ねる。 すると、その紋様は海の邪神クラカスの物ではないかと言う。 嘗ては海にすむ生物たちに信仰されていたらしいが、人間が信仰しているという話は聞いたことは無い。 何かの良からぬ予兆ではないかとしてリルグレイドは警戒を強める。 一方、ガレイドとスクリルは町の市場にやって来ていた。 そこで一人の老人を二人の屈強な男が取り押さえようとしている現場に遭遇する。 老人は哀れっぽい声で助けを懇願してくる。 二人の男達はどうやら同業者の様だ。 とりあえず、老人に助太刀(?)しようとするPC達。 しかし、どうやら老人は賞金首らしい。 すったもんだのすえ、結局老人を取り押さえる。 二人の屈強な男達は「仕事の邪魔をしないでくれよ」と苦笑いしながら老人を連れて去っていく。 その後は特に何事もなく、約束の夜がやって来た。 PC達が港に行くと、金髪のワイルドな感じの美丈夫が一人の少年を連れて船から出てくる。 彼はハクスレイと名乗り、一行を歓迎する。この船の副船長らしい。 少年は見習い船員のダートと言った。 船は現在積み荷を載せている最中で、出航は早朝と言うことだった。 そこで一行は今晩から船に泊めてもらうことにする。 また、ガレイドは荷の積み込み作業を手伝う。 翌朝、船に船長とローブを着た人影がこっそりと乗船してくる。 そうして、全ての荷と船員が乗り込んでアルバーズ号はフリーサイドの港を出港した。 フリーポートまでは一週間の船旅になる。 PC達があてがわれた部屋で休んでいると、船長がやってくる。 船長は、PC達に船内の不穏な気配がないかどうかそれとなく注意して欲しいと頼む。 船員達は真面目ではあるが、迷信深く船に女性を乗せることは災いを招くと信じている。 航海の途中になにか事故が起これば、船員達は下手をすると暴動をおこすかも知れない。 そこでなるべくそう言うことが起きないように、何かあったら報告して欲しいとの事だった。 スクリルとリルグレイドは甲板に出て見張りを行う。 筋骨隆々で禿頭のオックスが二人を見比べてからリルグレイドに話しかけてくる。 どうやらカードギャンブルへの誘いの様だ。 船旅における船員達の数少ない娯楽の一つだが、リルグレイドはそれを断る。 オックスは残念そうにその場を去ると、今度はガレイドをカードギャンブルに誘う。しかし、こちらでも断られてしまう。 マストの上で見張りについていた、ドワーフの様な立派な髭を生やした禿頭のペテが一部始終をみて上から降りてくる。 リルグレイドに話しかけると、拳闘の賭で儲けないかと言ってくる。 さすがに船員とのコミュニケーションを断ってばかりでは良くないと思い、拳闘に参加する事にするリルグレイド。 もっとも、ガレイドが参加すると勝負にならないので仕方がないのであるが。 #スクリルはドルイド、と言うことでこういった話は持ちかけにくかったようだ。 #フィオリーナは言わずもがな、女性であるため その頃、船倉で騒ぎが起こっていた。 どうやら密航者が乗り込んでいたらしいのである。 ガレイドとスクリルはその密航者に見覚えがあった。 市場で捕まったはずの老人であった。 何とか取り押さえ、気を失う老人。 その間に一応身体検査をする。 魔法使いに違いないと、予想して、マテリアルコンポーネントポーチを探す。 フィオリーナに見てもらうと、予想通りコンポーネントが見つかった。 呪文書も取り上げたいところであるが、残念ながら見つからない。 その他には危険な物は持っていないようで、タコ部屋へと監禁する。 その後は、海面に長くて黒い影を目撃したような気もするが何事もなくすぎていく。 夕方、PC達は船長室に呼び出される。 行ってみると、船長の部屋には一人の女性がいた。 ベットに座って船長の服を繕っている。 船長はPC達にこれまでの航海の感想を聞く。 船員達はうすうす船長が船に女性を連れ込んでいることに気がついているらしく、 #フィオリーナに関しては何か割り切って見ているらしい。 船長は船員達の士気が気がかりらしい。 加えてPC達に変わったことがあったら報告するようにと念を押す。 そんなおり、皆既日食が起こる。 船員達はざわつくものの、仕事をこなしていく。 その後、PC達は船員達と賭けボクシングをする事に。 リルグレイドvsオックスの勝負である。 #アーマー無し、武器無し、アイテム無し、魔法無しの素手勝負。 #…モンクの場合、かなり無敵(笑) 体格的にはオックスが勝っており、ほとんどがオックスに賭ける。 リルグレイドに賭けたのはガレイドとペテだけだ。 勝負はオックスの先手で始まる。 高いStrからくり出される攻撃は一撃でかなりのダメージを与える。 対してリルグレイドは手数で勝負に出る。 レンジャー能力のAmbidexterityとTwo-Weapon Fightingでワンツーパンチ。 お互いACが低く、全部攻撃が命中するため、結果手数で勝ったリルグレイドが勝利した。 #最も、あと1ターン長引いていたらどうなるか判らなかったが。 夜が訪れた。 夜の見張りはDarkvisionのあるガレイドが勤め、他のPC達は休息につく。 そうして、何事もなく朝が訪れた。 しかし、船長室から恐怖に歪んだ女性の叫び声が聞こえてきた。 急いで船長室に向かうPC達。 部屋の扉には鍵がかかっており、開くことができない。 その場に駆けつけてきたハクスレイに許可をとって扉をぶち破ることにする。 ガレイドが体当たりして扉を開くと、そこには恐怖に怯える女性と変わり果てた船長の姿があった。 スクリルが死因を調べるが、外傷などは見あたらない。 食事に毒が盛られているかとDetect Poisonするも反応はない。 Detect Magicにも残留魔法反応はかからず、誰がどうやって船長を殺したのか見当つかない。 女性に聞いて見るも、朝起きたら死んでいるのが目に入ったらしく、夜の間のことは解らないと言う。 その様子から嘘をついている気配は無い。 とりあえず、ハクスレイが船長は病死したと発表する。 しかし、船員達の同様は激しく、女性を船に乗せたから災いが起こったのだと噂する。 恐れが狂気に変わることを危惧したガレイドは、女性の護衛につくことにする。 リルグレイドは船長が鍵を持っているのを見つける。 それは、船長室の金庫の鍵だった。 金庫を開けてみると、中には航海日誌が入っていた。 一つは船長の記した物で、もう一つは30年前の航海日誌だった。 ハクスレイに内容について訪ねると、この辺りの海域で30年前一隻の船が消息を絶った事が記されていた。 そして、その時にも皆既日食が起こっていたと言う。 昨晩、船長とハクスレイ、トーマスの三人は皆既日食をうけて航路を変更するかどうか相談していたという。 再び皆既日食が起こった。 周囲には霧が立ちこめ、風は凪ぎ、視界は殆ど効かなくなる。 船は停止して、不気味な気配があたりにたちこめる。 と、とつぜん一隻の大きな船が霧の中から出現すると、アルバーズ号に接舷してくる。 フックつきロープが一瞬にして船の縁にかけられる。 不気味な沈黙が続く。 船はピタリと横についたままそれ以上何かが起こる様子はない。 PC達はロープを切断し、謎の船にオイルをまいて火を放つ。 すると船は不気味な唸り声と共に下へ沈んでいった。 それと共に霧は晴れていく。 怪現象に見舞われ船員達の士気は下がるも船旅は続く。 PC達は謎の老人に話を聞きに行くが、何やら判らない譫言を呻くのみ。 どうやらその内容は、リルグレイドが倉庫で聞いたクラカスに関係する物の様だった。 しかし、事の解明に役立ちそうではない。 そうこうしている内に時は流れ、夜が訪れる。 再び周囲に霧が立ちこめ、風が凪ぐ。 と、どこからともなくアルバーズ号に複数の緑色をした人型の怪物が乗り込んできた。 どやら、アンデットモンスターの様である。 見張りをしていたガレイドが敵襲を告げる。 起き出してきたリルグレイドのターンアンデットによりほとんどがターンされ、残りも全て倒される。 しかし、この事件ですっかり船員達は怯えてしまい、船倉に引っ込んでしまう。 PC達は甲板で夜の見張りをすることに。 暫くして、夜が最も深まった頃、再び霧の中から謎の大型船が姿を現した。 霧はますます深く、20ft.先は見通せない程濃い。 謎の船は驚くべき速度でアルバーズ号に接舷すると、船の縁にいた12体のアンデットが次々と乗り込んでくる。 迎え撃つPC達。 敵はさほどHPも多くなく、ガレイドのCleave、フィオリーナのNecklace of Fireballsもあって次々と撃破していく。 しかし、半分以上倒し終えた頃、下から船員達の悲鳴が聞こえてきた。 どうやら、敵は下にもいるようだ。 甲板にいる敵を全て倒し、急いで船倉に向かうPC達。 そこには、水葬されたはずの船長の姿と、いつの間に抜け出したのかあの老人の姿があった。 二人は手近にいる船員達を殺してまわっている。 フィオリーナは老人のはいている靴にGreaseをかけ転倒させることに成功する。 さらにMagic Missileも放つがこれはShieldに弾かれる。 その間にガレイドとレオパルドが下へ向かう。 スクリルにMagic Fangをかけてもらっているレオパルドはアンデットになったぽい船長に飛びかかる。 リルグレイドも甲板から矢でレオパルドを援護する。 ガレイドは転んでいる老魔法使いへと向かう。 老魔法使いは転んだままBurning Handsを放ち、ガレイドや船員達が巻き込まれる。 この攻撃で船員が何人か焼けこげて死ぬ。 スクリルは急いで下におりてまだ息のある船員にCureをかけに行く。 しかし、その老魔法使いもガレイドのメイスの一撃で倒れる。 船長の方もリルグレイドの放った矢をうけて崩れ去った。 全ての敵を倒すと、不気味な大型船は海に沈んでいった。 霧は晴れ、風が戻ってきた。 どやら脅威は去ったらしい。 その後、事実上船長となったハクスレイの指揮のもと、アルバーズ号は一路フリーポートへと向かった。 危険に満ちた航海は、あの夜以降何事もなく順調に過ぎていった。 そして一行は船員達に何名かの犠牲者をだしながらも、フリーポートへと着くことができたのであった。

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