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プレイした日:2003年02月09日
パーティレベル:3

名前クラス種族/性別備考
ガレイドファイター/バーバリアンハーフオーク/男  
スクリルドルイドヒューマン/男 
ミゼルファイター/クレリックヒューマン/女 
前回ガドレンド村の状況を調べて戻ってきたPC達。 依頼はとりあえず果たしたものの、事件そのものは解決していない。 新たに「ガドレンド村近くにある遺跡のモンスター退治」という依頼が酒場に追加されたが… 今のところ受けられる依頼は三つ 「スネークコイル山脈の街道にいるモンスター退治」 「ガドレンド村近くにある遺跡に潜むモンスター退治」 「ナンダ・カンダ島に大量発生した蟻退治」 …なんか、モンスター退治ばっかりである。 依頼とは別に、宝の地図にしたがい『鍵』入手のため遺跡に向かうという事もできるが パーティにローグがいない為とりあえず後回し。 色々と相談した結果、スネークコイル山脈の街道にいるモンスター退治の依頼を受けることにする。 まずはこの依頼をこなしてからガドレンド村遺跡に再挑戦しようという方向だ。 早速酒場でスネークコイル山脈の街道に出現するモンスターについて情報収集する一行。 しかし、有益な情報を得ることができない。 仕方なく旅の準備を整えて目的の場所へと出立する。 件の街道近くには小さな村がある。 まずはそこまでの五日の行程を進んでいく。 途中、九体のスケルトンと遭遇戦があるも、ミゼルのターンアンデットにより難なく追い払う。 その他にはさしてエンカウントもなく、村へと到着する。 一行は村で再度街道のモンスターについて情報を集めるが、やっぱり詳しいことは判らない。 街道は山脈をこえて、向こう側にいくもので越えるのに8時間かかる。 噂では、モンスターは街道の中間あたりに出没するそうである。 村から山へと続く道は三つ又に分かれている。 真ん中の道が本道で、モンスターの出現するという道だ。 幅20ft.のしっかりした道で嘗ては多くの旅人や商人達が利用していた。 ひとつは迂回路で本道よりも標高が低い場所を遠回りして山を越えるルート。 本道よりも時間がかかり、道もさして広くないため、普段はほとんど使われない。 しかし、本道が事実上通行止めな現在ではこの道が利用されている。 モンスターが出現する危険も少ないが、馬車などが利用するには無理がある道だ。 そして、もう一つのルートが旧道。 これは現在では誰も使わない、本道よりも標高の高い場所を行く道だ。 崖崩れやモンスター出現などの危険があり、誰も利用していない。 PC達は迷わずに本道を進むことにする。 そして、4時間ほど進むと… 「荷物を全部おいていけぇ〜。でねぇとヒドイメにあうぞ〜」 という少し訛のある共通語で脅してくる声が。 もちろんPC達がそれを断ると、道の端から一体のヒルジャイアントが姿を現した。 戦闘に突入する一行。 しかし、ヒルジャイアントの圧倒的な戦闘力の前に6秒で撤退決定。 スクリルがObscuring Mistを使って視界を塞ぐと、その間にガレイドミゼルが走って逃げる。 残ったスクリルも崖下の林の方に向かうと、その中をWoodland Strideで駆け抜けていく。 流石にヒルジャイアントも追うのを諦め、PC達はからくも脱出に成功する。 村に戻った一行はヒルジャイアント討伐の為作戦を練り始める。 直接殴り合っては勝ち目がないので、タングルフットバックで足を止め、距離をとっての射撃戦を軸に行くことに。 村で必要な物を買い込み、翌日再び街道へと向かう。 今回もまた本道を進む。 しかし、昨日ヒルジャイアントがいた場所の少し手前で崖を上って道から外れる。 崖は高さ50ft.あったがみなStrに自信のある者達ばかり。 危なげなく崖を上り街道から外れた場所を進んでいく。 途中ダイアーウルフに遭遇するも襲ってくる様子もなく、一行は迂回してやり過ごす。 そして、昨日の場所につくと崖の上からこっそりと下の方を覗いてみた。 すると、街道脇の崖下に身を潜めるヒルジャイアントの姿を見つける。 ヒルジャイアントはPC達に気が付いた様子もなく街道に誰か来ないか気を配っている様子だ。 PC達はそんなヒルジャイアントに奇襲をかけるべく準備をはじめる。 と、200ft.先に商隊がやってくるのが目に付いた。 この危険な街道を無理矢理突破して一儲けしようと目論む無謀な商人達だ。 PCとヒルジャイアントは同時に商隊の存在に気が付く。 この商人達を囮にしようと言う作戦もでるが、グッドなスクリルはそれを却下。 一行はヒルジャイアントに攻撃をしかける。 いきなり攻撃を受けたジャイアントは怒って街道に出てくる。 商人達は当然それに気が付くと、慌てて方向転換して逃げ始める。 ヒルジャイアントは逃げていく商人達を追うかどうしようか悩むものの 距離が離れすぎている為に追うのを諦め、PC達を襲うことにする。 そして戦いが始まった。 PC達は崖の上から弓で攻撃をしかける。 またスクリルがFaerie Fireを使いヒルジャイアントの輪郭を淡く輝かせる。 ヒルジャイアントはPC達を殴りに行こうと崖に近づく。 そこにガレイドがタングルフットバックを投げつけた。 命中し、ジャイアントはSTに成功するもののこれで移動力は半減である。 さらに崖を上るときはSPEEDの1/4しか移動できない(ME-Act)のでかなりの移動制限だ。 そこへさらにFlaming Sphereが転がっていく。 しかし、ヒルジャイアントはSTに成功して火の玉をかわし続け、どうにか崖の上に到着する。 早速PC達を殴りに行こうとするヒルジャイアント。 しかし、今度はObscuring Mistが展開する。 ヒルジャイアントは視界を遮られ、更に霧の中では移動力は半減だ。 一方PC達はFaerie Fireのおかげでミスチャンス無くジャイアントに射撃攻撃を当てられる。 そうして距離をとりながら矢を放ち続けて、反撃をさせずにヒルジャイアントにダメージを与えていく。 流石にもう勝ち目が無いと判断したヒルジャイアントは逃走に入る。 一目散に自分の塒に向かっていく。 PC達もそれを追いかける。 Expeditious Retreatで移動力が倍になっているミゼルはあっさりとジャイアントに追いつく。 そして、ジャイアントが塒の入り口のカモフラージュをどけて中に逃げ込んでいくのを目撃した。 暫くして残りの二人もやってくる。 中では入り口の扉の前にバリケードをつくっている音が聞こえてきていた。 一行はここで突入するかどうか相談する。 と、言うのもここまでで既にスクリルもミゼルもほとんど呪文を使い切っていたのだ。 #途中、ヒルジャイアントは石を投げて反撃してきておりその攻撃でガレイドもかなりの負傷をしていた。 相手が中で閉じこもっているなら、こちらもここで野営して回復するか、とか話していると 扉の向こうからヒルジャイアントの情けない声が聞こえてきた。 「もうココで人間おそわねぇから見のがしでくでぇ〜  こんなかにある物も全部オメェ達にやるがら〜」 ヒルジャイアントのDiplomacyに対抗判定をすることに。 …とりあえず、皆さん納得したようです。 #Sense Motiveの結果ヒルジャイアントが嘘は言って無さそうということはわかった。 武器を捨てておとなしく出てくるように告げる一行。 すると、両手を上げたヒルジャイアントがゆっくりと塒から出てきた。 そしてすっかり外まで出てくると、泣きながら逃げ出して行きましたさ。 こうして一行はスネークコイル山脈の街道に潜むモンスターを退治することに成功した。 少なくとも、あのヒルジャイアントが再びここで人を襲うことは無いであろう。 一行はジャイアントの塒を捜索し残っているアイテムを押収する。 数千枚のシルバーを前にどうしようかと、頭を捻る一行だが(笑) PC達はさらにとんでもない物を発見する。 #例によってDMGのトレジャーテーブルをその場で振って決めています。 マイナートレジャーで武器出現。 物は+2ヘビーメイス! しかも、光っている上にインテリジェンス。 さらに能力もすごい。 Market Prise Modifier +17500gpの“喋る”インテリジェンスウェポン。 INT:18 WIS:10 CHA:12 と頭がかなり良い物。 さらにPrimary Abilityも二つもっている訳ですが、これが SunderExpertiseというかなり使える能力。 このレベルで+2武器と言うだけで強力なのだがExpertiseがあるのはIntの低い戦士にとってはかなり美味しい。 さて、最後にわざと後回しにしていたアライメントを決定する事に。 その結果 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ Chaotic Evil …見事にオチがつきましたとさ。 #ちなみにItem Ego:9このレベルだと結構イイ確率で支配されてしまいます。 そんなわけで一行はこの邪悪なメイスを神殿に収めて封印してもらうことに。 #一応、邪悪な武器を回収してくれた謝礼としてPC達に3000gpが支払われました。 ともあれ、無事に事件を解決した一行。 前回はほとんど収入が無かった物の、今回はかなりの儲けを得ることが出来ホクホクなのでありました。

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