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プレイした日:2003年02月02日
パーティレベル:3

名前クラス種族/性別備考
ガレイドファイター/バーバリアンハーフオーク/男  
スクリルドルイドヒューマン/男 
ミゼルファイター/クレリックヒューマン/女 
前回宝の地図を手に入れた一行。 ホールギンの日記を読み進めることで幾つかの事が判明した。 宝は『スターオブノーザンブライト』と呼ばれているらしいこと。 それを手に入れるためには幾つかの『鍵』が必要なこと。 そして、『鍵』のひとつはフリーポートの近くの遺跡の中に隠されている事。 三人が酒場に集まって、宝の地図について話していると店のマスターが話しかけてきた。 例によって仕事の依頼の話である。 一行はとりあえず宝の話はおいておいて、依頼について聞いてみる。 現在依頼は二件来ていた。 ひとつはガドレンド村の調査。 もう一つはスネークコイル山脈の街道を塞ぐモンスター退治である。 話を聞き、また酒場の噂もいくつか仕入れて皆で相談した結果、 ガドレンド村の調査の依頼を引き受けることにする。 ガドレンドの村はとりたてて特産品もない小さな村であるが、最近村人達が居なくなったというのである。 それらの情報は行商人達によってもたらされ、ここフリーポートにも届いている。 その噂を聞いたガドレンドの村出身の出稼ぎ労働者達は故郷のことが気になって 調査してきて欲しいとの依頼をしてきたのである。 依頼内容は噂の確認と、もし本当に村人達が消えたなら何故、何処へ行ってしまったのか調べる事。 報酬は100gp。 前金としてそのうち2割をもらったPC達は早速出立の準備を整える。 ガドレンドの村までは片道で五日かかる。 必要と思われる食料を買い込むと、前金がすっかりなくなってしまった。 道中、旅の戦士と出会い幾つか情報交換するが ガドレンドの村に関する詳しい情報は掴めない。 その他には特に道すがら出会う者、モンスターもおらず、一行はガドレンドの村に到着する。 村の周囲は岩や崖に囲まれた淋しい場所で、また薄い霧が立ちこめていた。 視界は60ft.くらいまでしかきかず、どことなく不気味な雰囲気がする。 村に入っていくと、噂通り人っ子一人いなかった。 あちこち様子を見て回る内に、村の端々に戦闘が行われた形跡を発見する。 この村で何かが起こったことは確実だ。 日も暮れてきて、一行は一泊して明日調査を続行することにする。 村で一番大きな屋敷を借りて一泊過ごす事を決め、そこに向かっていくと 突然地面から五体のゾンビが現れ、襲いかかってきた。 ゾンビは村人達のなれの果ての様だった。 この調子で村人全員がゾンビになって襲ってくるのでは?と考える一行。 しかし、どうやらこの五体の他には出てくる様子もない。 どうにか五体ともやっつけると一行は館に入りしっかりと戸締まりする。 夜中、心配されたゾンビの襲撃も無くぶじ朝を迎える。 一行は村の周辺の崖を捜索しに出向いていく。 と、言うのも昨日のゾンビ達が『ガケ…、シタ…』となにやら呟いていたからだ。 全員ワイルダネスロアに強いため、あっさりと怪しい崖を発見。 下を除いてみると、30ft.下方に足場があり、その近くに遺跡らしきものの入り口が見えた。 早速ロープを垂らして下におりる一行。 最初にガレイドがおり、次に犬を担いだスクリルが降りていく。 と、スクリルが15ft.降りたところで六匹のスタージが出現する。 それらはスクリルとガレイドに群がって血を吸おうと襲ってくる。 躰にくっつかれてしまうものの、ガレイドの《薙ぎ払い》もあってどうにか血を吸われる前に全て倒す。 他に何かが出てくる様子もなく、ミゼルも下へ降りてくる。 そして、一行は遺跡へと向かう。 遺跡の中は暗く、灯りは無い。 ガレイドが覗いてみると、15ft.幅の通路が続いているのが見えた。 左右に扉がそれぞれ三つあり、通路の奥にも扉が一枚見えた。 そして、通路の途中に人が一人倒れているのが見えた。 陽光棒をつけ、三人ともタワーシールドを構えると、三人横に並んで一歩ずつ前進する。 倒れている人影は特に動き出す気配もなく スクリルが調べてみると、血を抜かれて死んでいることが判った。 また、身なりから恐らくガドレンド村の村人だと推測できる。 村人は首筋にある二つの傷痕からすっかり血を抜かれている様だ。 Stirgeに血を吸われ絶命したのであろうか。 だが、それにしては少々おかしい。 傷痕が二つということは、2匹のスタージしか血を吸っていない。 だが、一般的に人間は2匹のStirgeに血を吸われても死亡まではしないはずだ。 そこはかとなくイヤな予感がする。 とりあえず、周囲を捜索する一行。 通路の脇の各扉を調べていく。 扉には鍵がかかっていたが、ガレイドが少し力を入れると簡単にぶち破る事が出来た。 中は部屋になっていて木箱がひとつおいてある。 開けてみると、MCショートボウが入っていた。 その他の部屋も同じように木箱がある部屋になっており、MWのスタデットレザー(スモール用)を見つけたりした。 最後に通路の突き当たりの扉にすすむ。 ここはこれまでの簡素な木の扉とは違いしっかりした石の扉になっていた。 そのかわり鍵はかかっておらず、簡単に開けることが出来る。 扉の表面にはここが何者かの墓所であることを示す図柄が刻まれていた。 その扉を開くと、内部は広い玄室になっていた。 そして、部屋の中心に石棺がぽつんとおかれている。 室内には何かが潜んでいる様子は無かった。 その代わり、床に直径5ft.の穴が空いていた。 そこから覗いてみると、下に空洞が拡がっているのが見える。 オイルや火のついた松明を落として、確認すると、下までは50ft.ほどあるようだった。 ロープは先ほど崖を下りるときに使っている。 そこで一行は一端村まで引き返し、使えそうなロープを探し出す事にする。 暫く捜索した末、ぶじロープを探し出し再び遺跡に来る。 とりあえず、村人の死体が動いた形跡は無い。 早速ロープを垂らして、下へと降りていくことに。 先頭はガレイドである。 下に降り立ってみると、そこは広い空洞になっていることが知れる。 そして、あちこちに墓標があった。 それは古い地下墓地になっているようだった。 それらの墓地に、ガドレンド村の村人達と思われる人達の死体が無惨に転がっていた。 また、それらの死体を喰らっているグールが、三体居た。 ミゼルがロープを伝って、下におりようとする。 グール達は食事を一端中断し、ガレイドに襲いかかろうと身構える。 さらに、玄室の天井からすり抜けるようにシャドーが一体姿を現した。 上と下とで戦闘が開始する。 犬を背負っていたスクリルはシャドーにStrを抜かれていきなり荷重が辛くなる。 下におりようとしていたミゼルは急いで上に戻る。 ガレイドは、グール達に囲まれないように移動して、Potion of Spider Climbを飲む。 壁際まで退いたガレイドだが、グールに囲まれ攻撃を受ける。 そして一回攻撃をくらうもののSTに成功しどうにか麻痺する事を免れる。 そうして、壁を歩いて地下墓地から脱出する。 一方上ではミゼルがMagic WeaponInvisibility to Undeadを使いシャドーに攻撃をしかける。 見事ダメージを与える事に成功するも、シャドーの反撃でミゼルもStrを抜かれてしまう。 魔法的攻撃手段のないスクリルは防戦にまわるが シャドーがアンデットと言うことでCureでダメージを与える事に思い至る。 ガレイドも上に戻ってきて戦線に加わり、+1のヘビーメイスで攻撃する。 三人の攻撃をくらい、シャドーは残りHPが1になると天井へと逃げ去ってしまうのだった。 これ以上の探索は不可能と判断した一行はこの次第を報告するためフリーポートへと戻る事にする。 道中、三人組の1レベル冒険者と出会い彼等と共に帰路につく一行。 何事もなくフリーポートに到着するとガドレンド村で起こっていた事を報告するのであった。 とりあえず、依頼を果たした一行は残りの報酬を受け取る。 しかし、出費が多く危うく赤字になりそうであった。 依頼は果たしたが、事件はまだ解決はしていない。 ガドレンド村付近の遺跡に潜むモンスター退治の依頼が後日、依頼リストに追加されるのであった。

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