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プレイした日:2002年11月04日
参加したPC:クラード、シャルロッテ、ジオ、モントローク、レイチェル
パーティレベル:3


とある街の酒場でくつろいでいたPC達の所に市長が訪問してきた。
市長はPC達をそれなりに腕の立つ冒険者と見こんで仕事を頼みたいという。
なんでも昔、ゴブリン達の襲撃から街を救ったゴールデンバンドという冒険者四人組が行方不明になっているらしい。
彼等は街の英雄であり今でも頼りにされているようだ。
そんな彼等の安否を気遣い、市長はPC達にゴールデンバンドのメンバーの捜索を依頼するのであった。

依頼を受ける事にしたPC達。
まずはゴールデンバンドが行方不明になった状況を聞いてみる。
彼等は街の外れで大きな蜘蛛の目撃情報を受けて、それを調査しにいって戻ってきていないという。
蜘蛛、と聞いて急いで毒対策をたてるPC達(笑)。

情報収集と前準備を済ませて、PC達は件の蜘蛛が目撃された場所に赴く。
すると、突然どこからともなく大量の蜘蛛が湧いて出てきた!
あまりの気色悪さにFearの効果が…
しかし、パラディンのシャルロッテがいるから何とか皆抵抗…
と思ったが一人Fearを受けた人が。
崖下の方に逃げ出すと、何やらそこには謎の迷宮(?)らしき場所が。

この場所にいても何やら毎ラウンド1点のダメージを喰らうようなので
皆も崖下の迷宮へと逃げ込む。
恐らくゴールデンバンドのメンバーもココにいるのではないかと見当をつけ、探索する事にする。

気が付くと、このパーティにはローグがいないので、パラディンのシャルロッテを先頭に進んでいく(笑)。
内部は暗く、視界は通らない。Everburning Torchで明かりを点す。

細い通路真っ直ぐ続き、途中で横に分岐している。
そこに、三体のMonstrous Spiderが潜んでいた。
狭い通路は不利と、一行はこの迷宮の入り口のホールまで退却する。
そこで迎え撃って、どうにか撃退する。

再び通路を進む。
今度は狭い部屋の中に捕まったエルフの子供の姿を発見する。
しかし、シャルロッテはそれが幻影であると見破る。
見破ることは出来たが、スキルを持っている者がいないので解除することは出来なかったり。

部屋には宝箱らしきものがあった。
Detect Evilをしてみると、微妙に邪悪。
どうやらMimic(?)の様だ。
エルフの子供を助けようと急いで駆け込んでいたら不意打ちを受けただろう。
とはいえ、からくりが判れば罠にはかからない。

やっつけると、中には幾つかのポーションが入っていた。
そのうち一つは微妙にEvilで危険そうであったが、他のは普通のポーションのようだ。
とりあえず回収しておくことに。

さらに進むと今度は二体のETTERCAPに遭遇。
#シャルロッテが先陣切ってマウントチャージ!
#普段、全然命中しないのだが、この時は見事ヒット
#しかし、通路の形状とか、視界が通らないとかで、その活躍を見た人はいないのでした(笑)

そこには邪悪そうな祭壇もあった。
ETTERCAPをやっつけて祭壇を調べてみると、それは蜘蛛の女王、LOLTHの祭壇であった。
#さもありなん。
また、二つの金のブレスレットを発見した。
これはゴールデンバンドのメンバーが身につけていた物の様だ。
やはりゴールデンバンド達はこの迷宮にいるようだ。

探索を続けると、別の部屋で蜘蛛のたかったエルフの男性の死体を発見。
今度は幻影と言うわけではない。また、アンデットのようでもなかった。
いたのはやっぱり蜘蛛。
しかも今度はかなりでかいMonstrous Spiderだ。

これも何とかやっつけて、Detect Evilで通路の先の気配を調べると何やら邪悪な気配がびんびんと。
PC達が危険に備え、魔法を使うと奥の暗闇から魔法を使う声が聞こえてきた。
どうやらEvilな存在がいるようだ。声からして一人。

PC達が声のした方に突入すると、そこには一体のDriderがいた。
DriderはDarknessを使ってさらなる暗闇を作り出す。
PC達がそこに走り込むとEverburning Torchと相殺していく。

Darknessが失われ、Driderの姿が見えたところでモントロークがFlaming Sphereを転がす。
しかし、これはSTに成功される。
そしてお返しにSilenceをくらい、モントロークは沈黙する。

クラード、ジオ、シャルロッテの三人がDriderに取り付いて攻撃を加える。
レイチェルはSpiritual Weaponを使い、自身は後方から攻撃を加えていく。
Silenceを受けたモントロークはDriderにも魔法を使わせないように敵の近くに移動する。

Driderは魔法を使おうと、Silence Areaから外れる為5ft.後ろに移動する。
しかし、そこはFlaming Sphereの範囲。
ここでSTに失敗してしまい、手痛いダメージを被ってしまう。
そして、この機を逃さずシャルロッテがマウントチャージ!
…そして外れる攻撃…。
なんでか、みんなが見ている前では必殺のチャージが決まらないお茶目なパラディン様なのでした。

ともあれ、なんとかDriderをやっつける。
どうやらこのDriderは此処でLOLTH神に生け贄とか捧げて、邪悪な儀式を行っていたようだ。
Evilなパワーを感じる祭壇が幾つかあった。
それらを破壊して、捜索を続ける。
親玉をやっつけた為、蜘蛛たちの姿はなくなっていた。

やがて小さな部屋で、変わり果てた姿のゴールデンバンド達の姿を見つけた。
PC達は遺品になるような物を持って街へと帰還する。
残念ながらゴールデンバンド達は救えなかったが、邪悪を目論むDriderの計画をうち破ることは出来た。
この小さな街に、またひとつ新しい英雄物語が誕生した…のかもしれない。

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