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プレイした日:2002年10月27日
参加したPC:キース、ビトン、ラデル


PC達は王都の評議会に呼び出されて依頼を受ける。
最近王国東の国境付近に謎の一団が出没しているとの情報があるのだ。
依頼は、その謎の一団を調査せよ、というものだった。
依頼を受けた一行は早速王国東へと向かう。

その頃、件の国境付近を王国に向かって移動する一団があった。
冒険商人オラティオと東方の国、イズモの大使達である。
新たな交易ルートを開拓し、東方の国との貿易商売を始めたオラティオ。
今まではあまり交流の無かった東方の国との交易を始め、成功を収めたのだ。

そして現在、彼等は『金の鯱』を運搬していた。
これはイズモのショウグンから王国の王様へ贈られる大切な品物である。
しかし、そんな一団の行く手に謎の一団が現れる。
突然前方の道が爆発し、煙の中から覆面をつけた黒装束の人影が。

突然の襲撃に泡を食ったオラティオ達。
しかし、イズモの大使タナカ家老はいち早く冷静さを取り戻し、部下のサムライに鯱を守るように命ずる。

タナカ「ぬう、ニンジャじゃと?…真逆、滅びたはずの三日月一族?!」

奮戦も虚しく、ニンジャの放ったSleepの術(Use Masic DeviceでScroll of Sleep)によって
倒れていくオラティオやサムライ達。
そして、大切な金の鯱は奪われてしまう。

一方、ちょうど国境近くまでやって来ていたPC達は剣戟の音をきいて駆けつける。
しかし、彼等がやって来たときには既に戦いは終わっていた。
彼等が見た物は、大地に倒れているオラティオとその仲間、そして見慣れぬ衣装を付けた異国の戦士たちであった。
#オープニングシーン終了〜

早速彼等を助け起こし、何があったのか聞く。
すると、彼等を襲撃した連中は図らずも最近王国国境付近で目撃されたという謎の一団と酷似していた。
PC達はオラティオ達から金の鯱を取り戻して欲しいと頼まれる。
それが紛失すると、非常に困った事態になってしまうのだ(ハラキリとか)。

一行は金の鯱奪還を引き受けるとそれがどんな物なのか詳しく聞く。
それからラデルがLocate Objectを使い位置を割り出す。
まだ、それほど遠くまでは行っていないようだ。
PC達は謎の一団を調査するため、金の鯱を取り返すため、街道を外れた森の中へと突入していくのだった。

暫く森を進んでいくと少し開けた場所が見えてた。
そしてそこに明らかに王国で見かける建物とは異なる、異国の建築様式の平屋の建物があった。
#まぁ、アレだ。和風なやつである。

こんな所に何故こんな建物が?あやしさ全開である。
Locate Objectによれば、金の鯱は屋敷の中にあるはずだ。
Spotしてみると、屋敷の入り口近くにある木の上に何者かが潜んでいるのに気が付く。
屋敷の入り口両脇に大きな木が生えており、両方に一人ずつ潜んでいるようだ。
相手もPC達に気が付いた様子。
#ココでイニシアチブを振って、戦闘ラウンドに移行。

先手を取ったPC達は敵達の潜んでいる木の所まで移動する。
相手は地上15ft.ほどの高さの枝におり、木の葉で隠れている。
しかし、すぐ近くまで行けばその姿が見えた。

ディックはラデルを護衛対象に取り向かって左の木へ。
一方ビトンは一人で向かって右の木へと向かう。
左の木の上にいたのは少し緑がかった黒装束のニンジャで、木からおりると鎌を抜いて攻撃してくる。
右の木にいたのは黒装束のニンジャでWand of Improved Invisibilityを取り出して使用する。
#最初使用に失敗して次のラウンドにやっと透明化。
#しかし、すぐにビトンにGlowpowderをかけられてしまう。
そして木の上からマイティコンポジットショートボウで射撃してくる。

PC達はそれらの攻撃をしのいで敵を追いつめる。
すると不利を悟ったのか、敵のニンジャ達はJumpして屋敷の屋根の上に移動すると裏側へと逃げていく。
PC達もそれを追う。

すると、ニンジャの一人は屋敷裏側のどんでん返しの壁を通って屋敷の中へと逃げ込む。
キースはそれを追って屋敷の中へ。
一方もう一人のニンジャは障子を開けて屋敷の中へ。

屋敷に逃げ込んだニンジャは屋敷中にある隠し扉をくぐりつつキースと追いかけっこを展開する。
外に残ったビトンとラデルはもう一人のニンジャを追う。
障子越しに敵ニンジャに攻撃を加えるビトン。
すると、敵は障子を破って外に転がり出てきた。
そこをラデルが攻撃を加えて昏倒させる。
一方、キースは逃げるニンジャに追いつく。
逃げるのを止めて、攻撃に転じたニンジャの一撃をかわして反撃で止めをさす。

三人は合流すると、昏倒しているニンジャを起こしてIntimidateして情報を聞き出す。
やはり金の鯱を盗んだのは彼等であった。
彼等はイズモと王国とを戦争状態にさせたかったらしい。
しかも、この計画の背後にはカルト・オブ・レッドファングが絡んでいるようであった。

金の鯱は屋敷の地下の地底湖から首領が持ち運ぶ事になっているらしい。
また、忍者達は首領を含めて後五人いるようだ。
PC達は地下への入り口を聞き出してニンジャに止めを刺す。
#来世ではEvilの道を歩まぬように。ユニバーサルマインドの導きあれ!
そして手早く魔法で強化を行い地下へと急ぐ。

地下へとおりてくると透明化したニンジャ二人が襲ってきた。
このうち一人がPC達の方へと向かってくる。
#今度はヌンチャク使いとマイティコンポジットショートボウ使いの二人。
#なお、ヌンチャクには例によってSpikesがかかっているのでした。
これもまたGlowpowderで輪郭をうきださせて応戦する。

この時既に敵の首領は小舟に乗って地底湖から流れる川へ漕ぎ出していた。
PC達は透明ニンジャの内の一人をやっつける。
すると、もう一方は逃走に入った。
地底湖の方へと移動して桟橋に止めてある小舟に乗ろうとする。
しかし、船に乗り込んだところで止めを刺されてしまう。

PC達はPotion of Flyで敵の首領を追いかける。
小舟は狭い川をゆっくりと移動していた。
川の両岸は岩壁になっていて、下は完全に川。普通に歩けるような地面は無い。
天然の物らしかったが、少し先の両壁は人の手が加えられている様子だった。
表面が平らになっていて、そこに何か文字が刻んである。
小舟は、そこにさしかかるところだった。

小舟には首領と、船を漕いでいるニンジャ。そして金の鯱があった。
追いついたPC達は、まず船を漕いでいたニンジャをやっつける。
さらにキースがBull Rushで首領を川に突き落とす。
そのあいだにビトンが壁の文字を調べる。

壁の文字はAntimagic Fieldのトラップエリアを形成する物だった。
PC達は小舟に乗ってここをやりすごす。
一方その間、船から突き落とされた首領はSwimで出口となっている岸まで泳いでいた。

川が大きく曲がった先に、洞窟が開いていた。
首領はどうにかそこまで泳ぎ着く。
しかし、同時にAntimagic Fieldを抜けたPC達も追いついてきた。

最後の戦いである。
敵の首領は腰につけていたレイピアを抜くとデュエリストスタイルで向かってくる。
モンク+ニンジャ+デュエリストで高いACを誇る…が
キースにレイピアをDisarmされて取り落としてしまう。
さらにラデルがGrappleをしかけ取り押さえる。
そして、押さえ込んだまま最後はビトンが止めを刺した。

もう敵はいないようであった。
無事、金の鯱の奪還に成功。
しかし、上で聞いた話だとニンジャは後一人いるはずである。
どうやら、その一人は近くの村に買い出しに出かけているようだった。
PC達はその一人も待ち受けてやっつける。

こうして無事金の鯱を取り戻しオラティオ達に返す。
ニンジャとカルト・オブ・レッドファングの陰謀をまた一つ砕いたPC達はオラティオ達と共に王国に帰るのであった。

******

そして・・・
王国から塔へと戻る道すがら、PC達は謎の人影とであう。遭遇距離は110ft.。
Knowledge(Undead)してみると…そいつはDeathbringerであることが判明。

デスブリンガー「目標、パターン適合、確認。戦闘モード起動。破壊開始…」

敵はかなりやる気の様子。よく見ると、身につけている鎧にカルト・オブ・レッドファングの紋章が。
Greater DispellingをSpell-like abilities at willで使ってくる厄介な敵である。
しかし、ここで放置するわけには行かない。
戦闘開始である。

先手を取ったPC達はObscuring Mistを使って視界を塞ぐ。
さらにFaerie FireをDeathbringerにかけて、霧の中でも優位に立つようにする。
一方DeathbringerはGreater Dispellingで霧の手前をArea Dispel。
PC達の正面の霧が無くなる。

PC達はDeathbringerとの距離を詰めてさいどObscuring Mist。
今度はDeathbringerは霧の中へと侵入してReadyする。
ビトンが近づいて攻撃を加えると、ダメージを受けたことに対応してReady Actionをしてくる。
自らの足下にNegative Burstを炸裂させる。
このNegative EnergyでビトンがダメージをくらいDeathbringer自身はダメージが回復する。

キース、ラデルも接敵して攻撃を加える。
しかし、Deathbringerの高いACに阻まれ上手く攻撃が命中しない。
そこでキースはChink in the Armor。
ラデルはCure SpellでTouch Attackを仕掛ける。
また、ビトンはTrue StrikeのScrollを次々と取り出して使用し、Spring Attackを仕掛ける。

霧の中での攻防で劣勢になったDeathbringerは霧から出て、PC達から距離をとる。
Negative Burstで攻撃と回復を試みるも連続使用ができないためままならない。
距離をとりつつ持久戦に持ち込もうとするDeathbringerだが、PC達の方がSpeedは上だ。
追撃し、見事Deathbringerを撃破するのであった。

#この戦闘の経験点でPC達はレベルアップ
#先のシナリオでかなりの額の報酬を得ていたのでこのDeathbringer戦ではTreasure無し。
#レベルアップ用のおまけ戦闘だったのですが
#まぁ、なにもないの何なので、Itemsだけ振ることに。
#結果…
#出目がふるわず、なにも無しでした(笑)。

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