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プレイした日:2002年10月13日
参加したPC:クラリオン、シェザリエ、ジゼル、ビトン、ラデル、リン


一人、修行の旅を続けるラデルは湖にほど近い漁村に逗留していた。
そんなおり、隣のマルタ村が焼き討ちにあったという話を耳にする。
何でもザ・ペイルグリーンというWee Jasの邪神官等四人組の仕業らしい。
脚に自信のあるラデルはサムソンから北の砦の英雄達にこのことを伝えて欲しいと頼まれる。
それを引き受けたラデルは急ぎ北の砦をめざし、に到着する。

塔にいたシェザリエはジゼルに誰かお客さんが来たらしいことを報告する。
報告を受けたジゼルはCohortのゴールドドラゴンのロラン君に対応するように言う。
ラデルを出迎えたロラン君は話を聞き、塔にいたメンバーにお客さんが来たと報告するのであった。
・・・えーと

ともかく一行はラデルを塔の応接間(?)に迎える。
と、そこへふらりと旅に出ていたクラリオンが戻ってきた。
みんな揃ったところでマルタ村が焼き討ちにあったという話を聞く。
Goodな人達は邪神官討伐にすぐさま賛成するのであった。

まずは情報収集である。
Gather InformationやらBardic Knowledgeやらの結果、以下の事が判った。
・ザ・ペイルグリーンは最近活動を活発にしている。
・南方の三角形の墓を荒らして仲間を増やしたらしい。
・グレイホークのHeironeous神殿から指名手配されており賞金がかけられている。
 首領が3000gp、幹部が一人1000gp。

賞金がかけられていると知り、Neutralな人達も俄然やる気に(笑)。
兎も角も、敵はスペルキャスターにアンデットである。
PC達は準備を整えて、マルタ村に向けて出発する。

村も近くまで来たところで、街道の先に十二体の人影が見えた。
一見すると村人の様な服装だが、どうやらペイルグリーンによってアンデットにされているようだ。
やり過ごすかどうか悩むものの、結局戦うことに。

Wight化した村人十二体全員を倒すもののよく見ると更に沢山いるようだ。
どうやらボスを倒さないとWightは増える一方だ。
仕方なく森の中へと迂回して、村へと向かう。
クラリオン、シェザリエ、ビトンが先行偵察に向かう。

村に行ってみると四人の人影と無数のWight化した村人の姿が見える。
四人の内一人は犬の仮面(?)をつけて包帯グルグル巻の姿をしている。
それを見たクラリオンはいきなり麻痺してしまう。
どうやら、そいつがピラミッドからやって来たMummyなのだろう。

相手はPC達の存在には気が付いていないようで、首領らしき男がMummyに
「では、後は任せたぞ」
と言うと、Mummyを除いた他の三人は村から去っていく。
残ったMummyはWightな村人に命じて何やら櫓を造り始めた。

ビトンをその場に残してクラリオンとシェザリエは後方で待っているメンバーの元に戻る。
そこで見てきたことを伝える。
また、一行は以前、パーティが結成された最初の冒険の時
この近くでWee Jasの神官が悪事を働き、アジトにしていた洞窟が近くにあったことを思い出す。
あるいは連中もその場所を使っているのかもしれない。

兎も角、まずは村に残ったMummyを倒すことが先決である。
ビトンも戻ってきて、戦いの為に準備を整える。
そうしてから村へと突入。戦闘開始である。

敵のMummyは格闘家だった!
Sandals of the Tiger's leapを履きPower Lungeを使ってチャージしてくる。
その跳び蹴りの一撃をビトンはからくも回避する。
明らかに唯のMummyではない。本人も魔法で強化されている様だ。
そこでリンがDispel Magicを使いMummyにかけられた魔法を解除する。
優勢となったPC達はどうにかMummyをやっつける事に成功するのであった。

後はWight達である。
これはジゼルがロラン君を呼び、彼のブレスで掃討していくとこにする。
一晩かけて村のアンデット達を全滅させ、一行はしばし休息をとる。

翌朝、昔Wee Jasのクレリックの塒であった洞窟へと向かう。
はたして、そこはザ・ペイルグリーンのアジトになっていた。
洞窟の入り口に昨晩村で見たペイルグリーンの女が立っている。

彼女はNerullの聖印を身に着けており、Scytheを持っている。
さらにその側にはAnimatedされたLarge Steel Shieldが浮いている。
見るからに強そうだ(笑)。

とは言え避けて通れぬ道。
戦いの準備を整えて、戦闘開始。
この女はWeapon Masterだった!
シェザリエがPower CriticalからIncreased multiplierによる大鎌の一撃をくらう。
しかし、シェザリエはCloak of Displacement,Majorを着ている。
ところが、d100で50以下で回避としてサイコロを振ったところ、出目が100。
思いっきりくらいこんで70点のMassive Damage。
STに成功し即死は免れるが、戦線から離脱してしまう。

しかし、女はそのシェザリエに止めをさすべく追ってくる。
だが、後衛に控えていたリンがHarmを放つ。
それをくらって、女は敢えなく最期を迎えるのであった。

回復を行い、一行は洞窟の中へと進んでいく。
奥へと行くと、以前は無かった通路があった。
その先へと進んでいくと、通路は段々と霧が立ちこめてきた。

霧で殆ど視界が利かなくなってきた頃、突然先頭を歩いていたビトンの体が青っぽい光につつまれる。
Faerie Fire、Concealmentの影響を無視する魔法だ。
この霧の中では20%のミスチャンスが発生するが、この魔法のかけられてた対象には普通に当たる。
どうやら敵はこの霧を利用して奇襲を仕掛けてきたようだ。

敵はさらにImproved Invisibilityを使っている様で姿が見えない。
ビトンが攻撃され命中する。
と、Energy drainとPoisonをくらう。
Energy drainの方はSTに成功するものの、毒はくらってしまい更に2d12のPoisonダメージをくらってしまう。
まだ致命的な状態ではない。
とは言え、毒のSecondary Damageがくる一分以内に敵を撃破したいところである。

Listenで敵の位置をつかみ、攻撃を加える。
さらにPlanerchampionであるジゼルは透明な存在もバッチリ見える。
ミスチャンスロールに少々手こずるものの、どうにか撃破するのであった。
そして、敵の正体はAssassinのWightだった。

戦闘終了後、すぐさまジゼルがHeal Checkしてビトンの毒まわりを止める。
一行は更に奥へと進んでいく。
すると霧はなくなり、前方にWee Jasの紋章の描かれた大きな鉄の扉が見えた。
そして、その扉の前には一人のオークがいた。
村では見なかった奴である。

予想たがわず、そいつはFrenzied Berserkerであった。
RageしFrenzyし力の限り攻撃してくるオーク。
しかし防御を捨てて攻撃に傾倒した為、皆の攻撃をくらって倒れるのであった。
…もちろんPC達も痛かったのだが。

ついに残すは首領だけとなった。
扉の向こうにいるのであろう。
PC達は最後の戦いに備えて準備を整える。
その間、敵も部屋の中で迎え撃つ準備をしているようだ。

そして準備は整った。
リンはEtherealへと移行し他のメンバーは扉の前につく。
ジゼルが扉を開くと、まずはシェザリエが室内に飛び込む。
室内にはWee Jasの祭壇がありそこに敵の首領もいた。
「よく来たな、Pelorの狗ども」
とか宣う敵。どうやら我々はエリザベスの配下と思われているようである。
#まぁ、わざわざエリザベスのお膝元で騒ぎを起こした連中である。
#そう思っているのも道理か。
と、そこで魔法を飛ばしてくる。

Sculpt Spellによって40ft. coneにareaを変えたAntimagic Fieldである。
#9レベル魔法であるが、敵はWee Jasである。Magic DomainでArcaneな7レベル魔法スクロールとかの可能性もある。
#どちらにせよかなりの強敵だ。
本人はAntimagic areaに入らず、入り口方面がAntimagic Fieldとなってしまう。
そのため、Hasteで飛び込んでいたシェザリエは行動が終わってしまう。

敵の首領はHeward's Handy Haversackから色々なScrollを取り出しながら魔法攻撃を仕掛けてくる。
さらにFortification,ModerateのFull plateを装備しておりクリティカルやスニークが殆ど無効化される。
しかし、EtherealにいたリンがDispel Magicを放ち首領にかかっている魔法を解除する。
そうして防御力の弱まったところに攻撃を加える。
一度追い込んだところをHealで回復されたりもしたが、どうにか首領を倒すことに成功した。

こうしてザ・ペイルグリーンを壊滅させることに成功した。
邪悪そうな祭壇を破壊して、PC達それぞれが信仰する神の紋章を壁に描いてから
#クラリオンは信仰とは関係なくPelorのサインを描いていたが(笑)
一行はアジトを後にするのであった。
その後、ハイローニアス神殿に行き、ザ・ペイルグリーンを壊滅させたことを報告すると
報奨金を受け取って、塔へと戻っていくのであった。

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