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プレイした日:2002年10月06日
参加したPC:ギドバン、グレッグ
Chort:キャロル


PC達のいる北の砦に王国の運送屋、アブドゥルがテレポートでやってきた。
彼は緊急の事態で至急PC達の力が借りたいと言う。
北荻との戦争で前線に位置する砦の近くの村に大型のウォーワゴンの様な物が迫っているらしい。
その数は四台。
村を防衛する為には、砦の戦力をかなり動員しなければ難しい。
だが、もし砦の戦力を動員すれば、その隙をついて北荻達が攻めてくるかもしれない。
そこで、PC達の力を借りたいと言うのだ。
PC達はアブドゥルに連れられ、急ぎ村へテレポートする。

村に着いたPC達はすぐさま魔法を使って戦いの準備を整える。
準備を終えた時には、敵は既に村から100ft.の所まで迫っていた。
敵の姿を確認したPC達は、それがJUGGERNAUTであることを知る。

JUGGERNAUTは村の入り口正面、十二時の方向から二台、二時と十時の方向からそれぞれ一台迫っていた。
このまま進んでこられると、村は破壊されてしまうであろう。
既に村人達はある程度逃げ出してはいるが、村に到達されては被害は甚大になる。
JUGGERNAUTが村に到達する前に全滅させるのが作戦目標だ。

斯くして、戦闘開始である。
まずはグレッグがMass Hasteを使い全員を加速し、ギドバンが迎え撃つ為に前に出る。
一方、JUGGERNAUTはMagic Missileを撃ち込んでくる。
全弾キャロルに集中し、かなりのダメージを与える。
キャロルはEntangleを使い十時の方向のJUGGERNAUTの動きを封じる。
さらにObscuring Mistを使い視界を遮りMagic Missile対策とする。

Entangleに囚われたJUGGERNAUTはほぼ完全に無力化した。
グレッグが正面からくる二体に向けてFireballを放つも無効化されてしまう。
正面に出たギドバンが攻撃を開始。
JUGGERNAUTも応戦してくるが、直接攻撃があまり有効で無いと観るやMagic Missileを撃ってくる。

じりじりと前進しながらMagic Missileを撃ってくるJUGGERNAUT。
だが、一体を撃破し、グレッグと回復したキャロルも前線に出て迎え撃つ。
一体倒されたJUGGERNAUT達は敵戦力を強大と認識したのか封じ込めにはいる。
ギドバンとグレッグ、キャロルのそれぞれをForcecageで閉じこめてしまう。

しかし、グレッグがCape of the Mountebankの能力でギドバンと連れてあっさりと脱出。
さらにDisintegrateForcecageを破壊して、キャロルを救出する。
そのままの勢いで二体を撃破。
そして、Entangleに絡まっている最後の一体も難なく撃破。
こうして、村には何の被害も出さずに無事敵を全滅させることに成功したのであった。

PC達は成功報酬をもらうためにアブドゥルに連れられて砦にテレポートする。
砦の隊長がやって来てPC達を労い報酬を渡す。
また、砦に詰めているクレリック達がワンドで傷を癒してくれたりした。
そんなことをしていると、何やら表が騒がしい。
どうやら、敵襲の様だ。
急いで駆けつけてみると、そこには・・・

GargantuanサイズのJUGGERNAUTが迫ってきていた。

と、言うわけでラスボスの登場である。

全員すでにFlyがかかっているので砦の外壁からそのまま飛び立って迎え撃つ。
ギドバンが正面に立ち、攻撃を加える。
だが、JUGGERNAUTの高いNartural Armorに防がれて、攻撃があまり当たらない。
逆にJUGGERNAUTの六本の腕からくり出されるFull Attackを全て喰らってしまう。
さらにHasteされており、追加でもう一回。
計七回のSlamを受ける。
#Gargantuan JUGGERNAUTのHDは54。Attackは色々あわせて+50 meleeデス

激しい攻撃にStoneskinも保ちそうに無い。
グレッグは前に出てギドバンにStoneskinをかけ直すと共に
Greater Dispellingを使い、JUGGERNAUTにかかっている魔法を解除する。
これで幾分ギドバンの攻撃が当たりやすくはなったものの
相手の攻撃力が落ちたわけではない。

ギドバンは一端下がり、キャロルに回復してもらう。
一方で、グレッグはGreaseを使ってJUGGERNAUTの足止めをはかる。
さらにWall of Forceをつかい見えない壁でブロックする。
Faceが20ft.by20ft.と巨大な為、Wall of Forceも凹の字に上手く袋小路をつくる。

JUGGERNAUTがそこでスリップしている間に態勢を整え直して、ギドバンが再度攻撃に赴く。
そして、激しい削りあいの結果、なんとかPC達は勝利をえた。
だが、崩れ去ったJUGGERNAUTの残骸から、二つの人影が現れた。
どうやらDeath Knightの様である。
しかし、JUGGERNAUTに比べればそれほど大した相手でもなく、すぐに倒すのであった。

どうにか砦の危機も救い、北荻達の侵攻作戦をPC達は挫いた。
一行は砦の兵士達から感謝の言葉を受け、帰還するのであった。

*********

砦の戦いから数日。
北の砦にいるPC達の所に一人のAbeilの若者がやってきた。
彼は是非とも女王の力になってほしいとPC達に懇願し、女王からの書状を差し出した。

それによると、彼等のHive-cityの近くに森がありそこには綺麗な泉があるという。
そしてその泉にはGeshtaiの御使いが住んでおり、とても神聖な場所であるらしい。
Abeil達とGeshtaiの御使いとはとても友好な関係にありお互いに協力しあっている。

ところが、泉のある森に最近何か邪悪で巨大な怪物が棲みついたらしいのである。
その為、森はとても危険な所となってしまい大変難儀している。
女王は怪物の討伐隊を編成したものの、残念ながら返り討ちにあってしまった。
その為、噂に名高いPC達に助力を仰いできたのである。

Geshtaiの信者であるキャロルは当然の如く快諾した。
もちろんグレッグ、ギドバンもである。
一行はAbeilの若者に案内されて、まずは彼等のHive-cityへと向かった。

道程は三日ほどであった。
と言うわけで、一日20%でランダムエンカウントしたところ
二日目にMoonbeastと遭遇。
このMoonbeast十本の触手に様々な特殊能力、Spell-like abilitiesとなかなかの強敵である。
しかし

グレッグFinger of Death!」

SRを貫かれ、あまつさえSTでNatural1をふるDM。
#素でST辛かったのではあるが
・・・Moonbeast、戦闘開始して一瞬で死亡。
えーと、
兎も角、一行はMoonbeastが持っていた幾ばくかの財宝と謎の(笑)Moonstoneを手に入れるのだった。

その後は何事もなく無事Hive-cityへ到着。
女王と会見し、改めて森の危機を救ってほしいと頼まれる。
一行はすぐさま怪物討伐の為に森へと向かう。

どうやら怪物は泉の近くにいるらしく、一行は泉を目指す。
暫くの探索の末、泉へと到着。
そして、60ft.の距離で目的の怪物と遭遇。
しかし、
互いにSpot Check失敗。
距離半分の30ft.でお互いの存在に気が付く(笑)。

斯くして戦闘に突入する。
森に棲みついた怪物の正体はFiendishなForest Slothだった。
素早い動きでキャロルにかみつくAbyssal Forest Sloth。
しかし、Stoneskinのおかげで大したダメージは受けない。
グレッグがMass HasteからFinger of Deathを唱える。
しかし、これはSRを貫いたものの、STに成功されてしまう。

前回の戦いでは相手がコンストラクトやアンデットであったが、
今回の相手は生物である。
すなわち、クリティカルする敵だ。
しかもEvil
と、いうわけで
本領を発揮したギドバンの攻撃が全てクリティカルで命中しあっという間にHP50%を奪う。
次のラウンドも全てクリティカルヒットを命中させ、二ターンキルしてしまうのであった。

Abyssal Forest Slothを倒すと、泉からGeshtaiの御使いが現れた。
彼女はPC達にお礼を述べ、傷ついた体を癒してくれるのであった。
#と、言ってもPC達は殆どダメージらしいダメージは喰らっていなかったのだが(笑)

Hive-cityに凱旋し事の次第を女王に報告すると、女王は大変感謝して労をねぎらう。
ぶじ、森の平和を取り戻したPC達は北の砦へと戻っていくのであった。

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