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プレイした日:2002年09月23日
参加したPC:クラリオン、シェザリエ、ジゼル、リン


グレイホーク周辺で牛を殺してまわる者がいるらしい。
PC達は牛殺しの犯人を捕らえるべく周辺の捜査に赴くことになった。

行ってみると、確かに牛が大量に殺されている。
調べると、魔法による攻撃痕も見受けられた。
更に辺りを調べると、不審な人影を発見。
近づいていってみると…

「うし、うし、うし、うし〜しね、しね、しね〜」

とか叫きながらWand of Fireballをぶっ放している電波なローブ姿の人物をハケーン。
とりあえず、話しかけようとすると
PC達を牛の手先(ってなんだ?)と勝手に勘違いして攻撃してくる。

とりあえず、Evilの様だし殴って黙らせる事にする。
謎のローブは頭の螺旋を二、三本どこかに置き忘れてきた様ではあるが、
知性の輝きは喪失している訳では無いらしい。(狂人ではありそうだが…)

謎のローブはSummon Monsterを唱えてDire Bearを召喚する。
ところが、出てきたDire Bearは明らかに普通ではない。
Pseudonatural Dire Bearである。
なんとか謎のローブを昏倒させるも、Pseudonatural Dire Bearは襲ってくる。

Pseudonatural abilitiesを持ったDire Bearは確かに厄介ではあったが
それでもどうにか撃破することに成功するのであった。
これで事件は解決したかのように思えた。

しかし

突然、空間をわたって一体の牛(Bison)が出現したのである。
True Seeingを使っていたリンがその牛を見た瞬間、うめきをもらす。
傍目には唯の牛に見えるが、どうやら本体はろくでもない姿なのかもしれない。
兎も角、『牛』は実在した。
謎のローブ姿が言っていた『牛』はこの牛のことであろう。

謎の牛は顔がパカっと開くとそこからTentacle rakesで攻撃してくる。
ちがう、これは牛ちがう。
これもまた、PseudonaturalなBisonなのだ。

しかし、先ほどのPseudonatural Dire Bearとは強さが違う。
ACが桁違いである。PC達の攻撃があたらない。
しかも、強力なDamage Reductionを持っている。

リンが速攻でFlame Strikeを叩き込みダメージを与える。
しかし、続く攻撃がなかなか決まらない。
クラリオンは炎が効くと見て持っていたAlchemist's fireを取り出しては次々と投げつけ始めた。

敵のACはTouch Attackに対してはそれほどでもなくFlaskが命中し火炎によるダメージを与えていく。
さらにリンがDispel Magicにより敵の持つSupernatural Abirityを無力化する。
これによってConstant InsightやDamage Reductionと言った力を封じる。
今ならば、攻撃が当たりさえすればダメージが通るはずである。

シェザリエがAid Anotherによりジゼルの攻撃をサポートしてどうにかこうにかダメージを与えていく。
そして、炎によるダメージが的確に効いて、なんとかPseudonatural Bisonを撃破するのであった。
#Epic Level HandbookのPseudonatural Templateを使った強敵であった。

こうして謎の宇宙人(?)によって起こされた事件は一応の解決を見た。
だが、彼等が何故、この世界にやって来ていたのかは謎のままである…。

**********

参加したPC:キース、クラリオン、シェザリエ、リン


PC達がグレッグの工房を訪れてみると、そこにオラティオさんがいた。
二人は深刻な顔で何やら話し合っている。
聞いてみると、どうやらノームの硫黄鉱山で何か問題が発生し、材料が入荷出来ないというのだ。
その為、グレッグのアイテム作成にも下手をすると遅れが出るらしい。

アイテム作成を頼んでいるシェザリエは気が気でなく、詳しい事情を聞いてみると
どうも鉱山に巨大な蟻がでて作業に支障をきたしているというのだ。
しかもただのGiant Antではなく、通常の二倍の大きさはあるらしい。

ノームの鉱山でも人を雇って蟻退治を行っているという。
契約料500gpで一匹倒す毎に+100gp。ただし最低ノルマ五匹。
ノルマに届かない場合は、届かない一匹につき−100gp。
PC達は早速ノームの硫黄鉱山に向かうのであった。

丘の中腹に、その鉱山があった。
鉱山の前で、一人の学者らしいノームがその助手らしきノーム達と話をしていた。
聞き耳を立ててみると、ロイヤルゼリーがどうのこうのと言っている。
どうも、蟻がでかくなったのはそのロイヤルゼリーとか言うもののせいっぽい。

それは兎も角、早速鉱山に突入する一行。
ちょうどエレベーターが上ってきてPC立ち寄り先に蟻退治に出かけていた人達が乗っている。
蟻は沢山いるとの事だ。
入れ替わりの乗ろうとした直前、とつぜん坑内に大きな揺れが起こる。
その地震によってエレベーターが壊れ、下へと落下していってしまう。

とりあえず揺れは収まったものの予断はゆるさない。
エレベーターは下の方で潰れてしまっていた。
ノーム達はPC達に急いで生存者の救出を頼む。
当初の目的と変わってしまったが、兎も角PC達は坑道を下りていく。

エレベーターは壊れてしまったのでロープを使って下りるしかない。
Posion of Flyを使えば速いのだが、収入を考えると出費が大きくなるのである。
シェザリエとクラリオンがまず下りていく。
すると、坑道の通気口や地震で出来た地割れなどからGiant Antがゾロゾロと出てくる。

キースも続いて下へと下りていく。
しかしリンはArmor Check Penaltyの問題などからClimbしてロープを下るのは厳しい。
とりあえず、ゆっくりと下りていくことに。

その間、どうにか蟻を退治して、潰れたエレベーターから冒険者達を助け出す。
残念ながら生存者は一人しかいなかった。
助けた冒険者が言うには、まだ下に二人いるらしい。
地震は断続的に発生している。
結局Flyポーションを飲んで敏速に行動することに。

エレベータから救助した冒険者達を地上まで運ぶと、下の方に向かって進んでいく。
途中、Giant Antとの遭遇戦をこなしながら冒険者達を探す。
どこからか地下水でも流れ込んできたのか、坑道に水が流れこんでいた。
歩いていたら滑りそうだが、飛んでいるので難なくかわす。
そして、ついにトロッコの下敷きになっていた冒険者二人を発見した。

幸い怪我をしているだけで命に別状は無さそうだった。
彼等は一つの包みを持っていて、それはノームの学者に取ってくるようにと頼まれたモノらしい。
その包みだけでも持っていってくれと頼む冒険者達。
とはいえ、置いていくわけには行かないので、背負って地上へと運ぶことに。

その帰り道、ついに地震の正体がその姿を現した。
Purple Wormである。しかもEarth Elementalな感じ。
完全に行く手を遮る形で出現し、これを倒さないことには地上へは出れそうにない。
護衛対象をシェザリエに取ったキースの高い防御能力が遺憾なく発揮されてPurple Wormの攻撃をいなしていく。
一方こちらはダメージを与え続け、なんとか勝利することができた。

倒されると40,000poundsの巨体が落下してきたが、Ref-saveに成功して何を逃れ…
と思ったが、キースがNatural1を振って思い切り巻き込まれて埋もれてしまう。
急いで助け出そうとするが、キースは這い出るためのStr Checkに成功して自力で脱出してくる。
#その時の出目は20であった(笑)

最後はヒヤヒヤモノであるが、どうにか全員無事に地上へ生還するのであった。

謎の包みはGiant Ant Queenのロイヤルゼリーだった。
なんでも研究に使うのだとか。
鉱山は蟻と地震とで被害甚大であったが、何とか早急に立て直すと言う事だ。
とりあえず一行は報酬を手にして帰路へと付くのであった。
#一応材料の確保は出来るようで、アイテム作成に支障は出ないですんだようだ。

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