<<戻る



プレイした日:2002年09月22日
参加したPC:キース、クラリオン、ジゼル、リン


Townの地下下水道に調査に向かったドワーフ調査隊が行方不明になった。
町はずれの誰も住む者のいない館の庭が陥没し、そこが下水道と繋がっていたのだが
そこを調査に行った調査隊が予定の時間が過ぎても戻ってきていないのである。
PC達は街の評議会から調査隊の救出と可能な限りの危険の排除を頼まれるのであった。

早速地下に下りてみると、下水道の一部が崩れており、そこが古代の遺跡にと繋がっていた。
遺跡の内部には玉虫色に光るポータルがあり、その手前に調査隊の物と思われる荷物が落ちていた。
どうやら、調査隊はポータルの先にいるらしかった。

ポータルをくぐった先も遺跡のようであった。
しかし、どうやら別のプレーンとなっている様だ。
更に、帰るためのポータルも見あたらない。
また、ドワーフ達の姿もなく、手がかりも掴めない。
一行は次元の狭間に浮かぶ迷宮内の探索を開始するのであった。

最初に出現した場所には大きな扉と二つの普通の扉が見える。
Listenしてみると大きな扉の向こうから何か音が聞こえてくる。
もしかしたらドワーフ達かもしれないので一行はそちらへと向かう。
しかし、そこにいたのは一体のMohrgであった。
先行して調べに行ったクラリオンがParalyzing Touchを受け麻痺してしまう。
しかし、素早く回復させ態勢を整えると、これを撃破するのであった。

Mohrgの他には何もいないようであった。
奥にあった扉から遺跡の先へと進んでいく。
すると、何やら話し声とオオカミの鳴き声のような物が聞こえてきた。
話し声はPC達の誰も知らない言語であったので、内容は不明だ。
やはりドワーフ達かもしれないので見に行くことに。

だが、そこにいたのはHill Giantと四匹のDire Wolvesであった。
何やらGiant語で叫ぶHill Giant。
だが、PC達には解らない。
結局戦闘にとなだれ込む。
待ち受ける様な態勢をとるHill Giant達。
密集陣形となっており、そこへリンがFlame Strikeを放つ。
その一撃でかなりの損害を受けたHill Giant達は逃走の構えを見せる。

Hill Giantが奥の扉を開けると次々とDire Wolf達は逃げていく。
逃がすまいとクラリオンがOpen/Closeで扉を閉じる。
しかし、Hill Giantは再び扉を開け、全てのDire Wolfが奥へと行くと、自らはその扉の前に立つのであった。
そのHill Giantを倒すも、扉を守ろうとするかのように崩れ落ちる。
Stuck Doorとして扱うことにして扉は封じられもBreak Checkに成功し扉をこじ開ける。
主の死を知ったDire Wolf達の内二匹が引き返してきて攻撃してくる。
それらも撃破するが、残りは完全に逃げられたようであった。

Dire Wolfの逃げた先を調べに行くと、途中に分かれ道があった。
そちらを覗いてみると、上から下まで吹き抜け(?)となった、空間へとでた。
暗い、空間の間に、ポツンポツンと通路のような物が浮いている。
コインを一枚落としてみるとあっという間に見えなくなっていく。
そして、落下音は聞こえてこなかった…。
また、上の方に何か鳥のようなものが飛んでいる。
見たところ、Arrowhawkの様だ。それが十四体。

とりあえず一行は引き返し、別の場所を探索する。
その途中、遺跡全体を揺るがす時空震を感じる。
どうやらこのプレーンはあまり安定していない様だ。

結局、ぐるりとまわって一番最初の部屋へと戻ってきた。
そこで、残ったもう一つの扉から先に進んでみる。
すると、そこは長い回廊となっていた。

クラリオンが先行して調べていくと、その背後から通路をうめる大きさの円盤が転がってきた。
急いで通路を駆け抜けるクラリオン。
通路の途中、窪みがありそこに入れば安全そうだが、明らかに罠っぽい。
通路を抜けた先は暗い空間が広がっており、脇に避けると円盤は空間に投げ出されていった。
しばらく円盤が転がっていったが、やがて沈静化した。

一行は通路を進み、その途中の窪みについて検証する。
もしかしたらテレポータではないか?と疑ってかかる。
ドワーフ達がこのテレポーターで飛ばされていたらPC達も行かねばならない。
危険を覚悟で窪みに飛び込む、という話も出たがとりあえずDetect Magic。
すると、やはり魔法がかかっていた。Auraの強度はStrongでSchoolはAbjurationだ。
どうやらテレポータではないようだ。

Greater Dispellingかと考え、とりあえずキースが+1Longsword,lightをその窪みに放ってみる。
すると+1ロングソードに灯っていた明かりが消えてしまう。
それどころか、+1ロングソードは唯のマスターワークロングソードになっている。
1d4ラウンド待っても元に戻る気配は無い。
どうやら、Mordenkainen's Disjunctionがかかっている様子。

とりあえず、気を取り直して先に進む一行。
上方にArrowhawk達が飛び回る空間へと出てくる。
この先へと進むには細い橋を渡って行かねばならないようだ。
クラリオンとキースが橋を調べながらゆっくりと進んでいく。
すると、突然大きな時空震が発生する。
その余波をうけて、橋が崩壊し始めた。

急いで橋を渡る一行。
幸い崩壊の速度は緩やかで、問題なく向こう岸にわたることに成功する。
しかし、同時に何か巨大なモノが地面に落ちる音が聞こえてきた。

ゆっくりと通路の先を覗いてみると
そこにはFiendish Monstraous Scorpion,Colossalが一体。
Face:40ft.by80ft.という巨大モンスターが通路を完全にふさいでいる。

ところが、遺跡の構造上狭い場所に引っ込んでこの巨大魔蠍のReachの外から射撃攻撃できる事が判明。
大量に矢を撃ち込んでどうにか撃破するのであった。
巨大蠍のいたホールの奥の扉から進んでいくと下へと向かう階段があった。
その手前に扉。中を覗いてみると、何者達かが宿泊している様子がみてとれた。
Small-sizeの寝袋が8、Medium-sizeの寝袋が6、Small-sizeのハンモックが6。
人の姿は見あたらない。
調べてみると、カルト・オブ・レッドファングの教典やヘクスターの聖印が見つかった。
どうやらカルト・オブ・レッドファングがいるようだ。

階段を下りると僅かに人の声が聞こえてくる。
手近の扉を開けてみると、そこは牢屋になっていた。
そして、そこに求めるドワーフ達の姿があった。
何とか無事救出する事に成功するも、帰り道が不明な状態だ。
さらにドワーフ達が言うには、この奥で邪教徒達がなにかよからぬ儀式を行っているようだと言う。
PC達はとりあえずドワーフ達を此処に残して、カルト・オブ・レッドファングを倒しに向かう。

奥へと進むと、八本の柱の立つ長細いホールとなっていった。
ホールの両サイドはテラスの様になっており二段になっている。
そこにそれぞれ二人の弓兵、また柱裏にもそれぞれハーフリングローグが。
そして空中にFiendish Lantern Archonが六体。

敵はハーフリングのローグがPC達をブロックし、弓兵が其処へ撃ち込む作戦をとってくる。
しかし、リンの放ったSound Burstによって戦線をひらきキース、クラリオンがホールへ飛び込む。
ジゼルは入り口にたってハーフリンローグを迎え撃つ。

Shot on the RunからのMany Shotで攻撃してくる敵弓兵。
しかし、Devoted Defenderでもあるキースはクラリオンを護衛対象にとり、尽く攻撃をかわしていく。
敵はキースを狙おうがクラリオンを狙おうが全てキースがHarm's wayで位置を入れ替わったキースを撃つことに。
そして防御に徹したキースのACを越えることが出来ずにほとんどダメージを与えることが出来ないのだ。

そうこうしている内にクラリオンの弓とジゼルの剣が敵を倒していく。
そしてついに敵を全滅させると、一行は態勢を整え直して、更に奥へと進む。
このホールの奥にどうやら敵のボスがいるらしい。

行ってみると其処はかなり広いホールになっていた。
中心に魔法陣があり、その向こうに一人のヘクスター司祭がいた。
そして魔法陣の中心には一体のGelugonが佇んでいた。

司祭は九大地獄との次元トンネルを開こうとしているらしい。
次元震はそれらの儀式の影響であり、この遺跡(プレーン)はその為の緩衝剤みたいなものらしい。
一通り敵ボスが語った所で戦闘に入る。

PC達がホールに入ってきた所で司祭はWind Wallを立てていた。
手下の使っていたGreater Magic Weaponのかかった矢はもちろんPC達が回収済みだ(笑)。
最初に動いたのはGelugon。at willでCone of Coldを使ってくる。
キース、クラリオン、リンがそれに巻き込まれる。
クラリオンはEvasionで回避しキースもSTに成功するが、リンはSTでnatural1を振ってしまう。
直撃をうけ、かつ装備にかなりのダメージが入りCloak of Resistanceが破損してしまう。

リンDispel MagicWind Wallを解除すると、回復のために後ろに下がる。
他の三人は一気に肉薄し、次の手番を与える前にGelugonを粉砕する。
完全に止めをさされてHealのしようもない。

司祭はBoots of Speedを起動すると距離をとって三人にGreater CommandObey Dieを放つ。
しかし、三人ともSTに成功し無効化する。
キース、ジゼルが追い、壁際にて攻撃を加える。
クラリオンの放ったクリティカルヒットを司祭が着ていたFortification,lightの能力を持つFull Plateが無効化する。
しかし、それでも命中したことには変わりなく、かなりの手傷を負わせる。

次のラウンド、司祭はDefensive CastingでHarmを使うと、それをジゼルに命中させる。
その結果ジゼルのHPはいきなり1になってしまう。
さらにHasteによるPartial ActionでFlame Strikeを放ってくる。
PC達は全員STには成功するものの、絶対的なダメージ量によってジゼルはDeadまでいってしまう。
だが、その司祭の命運も其処までで、このラウンドのPC達の攻撃によって倒れるのであった。

ホールの奥には扉があり、その先には通路が続いていた。
その通路の先には玉虫色に輝く光の膜…ポータルがあり、どうやら出口になっている様子。
一行はドワーフ達を呼ぶと、そのポータルをくぐり抜けることにした。
はたして、抜けた先はTownの地下下水道であった。

こうして何とか行方不明になったドワーフ達を発見し救助することに成功するのであった。
それから一行はグレイホークに向かう。
死亡したジゼルをTrue Resurrectionにより蘇生させる為である。
そして無事、ジゼルは復活するのであった。

だが一行は、此処で謎のエイリアンと遭遇する事になるのである…


To be Continued...

<<戻る