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プレイした日:2002年07月21日
参加したPC:アルフレッド、キース、クラリオン、シェザリエ、ビトン、リン


前回の冒険の後、村人達を北の砦に案内したPC達は塔にやって来ていた。
エリザベスやヴァイオレット等が村人達の食料、水作成のために北の砦に赴いている。
その他にも、手伝いや護衛なのでの目的で出かけている。
PC達はその間のお留守番である。

さて、そんな塔に向かって何やら遠くの空から空飛ぶ水色の象が襲来。
例の象だ。
今度の目的はこの塔の破壊のようである。
一行は迎撃態勢を整え迎え撃つ。

先日の戦いではボロボロの状態で戦う事になったPC達であるが、今回は違う。
呪文やポーションで万全に強化して戦闘に突入である。
アルフレッド、シェザリエ、ビトンが塔の屋上に出て近接戦を挑む。
キース、クラリオンは射撃戦を仕掛け、リンはいつでも回復できるように準備する。

象が例の如くトランプルでPC達を蹴散らすも、その一撃に耐えてみせる。
逆にPC達はAoOで象にダメージを叩き込む。
とは言え、もう一度トランプルで蹴散らされたら倒れる可能性があるので、PC達は一端塔の中へ待避。

一方、象は通常の攻撃とAoOによるダメージでかなり負傷していたらしく転進していく。
象のスピードはかなり速く、Flyの飛行速度では追いつかない。
しかし、ここで逃がすわけにはいかない。
アルフレッドからヘイストポーションを貰ったクラリオンが象に向かって遠距離射撃。
FAR SHOTをもつクラリオンの長距離射程から逃れることが出来ず、象は森に墜落していった。

象を倒したPC達の頭の中に、何者かの声が響いてきた。
声は今夜、月が上天に輝く時に恐るべき存在が召喚されるという様な事を言ってくる。
妖精の塔にて今夜何らかの儀式が行われるのであろう。
一行はすぐさま妖精の塔に向けて出発する。

日が沈みかかった頃、崩れたビージャスの修道院跡に到着する。
PC達はここの地下道から妖精の塔へと侵入する。

塔内部は、静まりかえっていて何者かがいる気配は無かった。
ゴーストの騎士も現れる気配もない。
ビトン、シェザリエが先行して進む。
入り口の鉄の扉から少し進むと、通路は左右に分かれていた。
しかし、僅かな音の反響や塔という構造上から左右の通路はぐるり輪になって繋がっているだろうことが予想できた。

とりあえず左側に進んでいく。
暫く進むと、通路の途中にトラップがあるのを見つける。
床を踏むと、壁がせり出してくるというものだ。
更にせり出してくる壁の反対側の壁は窪んでいた。
窪んでいる部分の床にもトラップがある。
そこを踏むと床がくるりと回転してシュートに落ちる仕掛けのようだ。

また、床には奇妙な文字が書かれていたが、なんて書いてあるのかは判らなかった。
兎も角、床のトラップを解除して一行は先に進む。
と、進もうとする先から何やらガラガラという台車を押す音と人の足音が聞こえてきた。

一行が角に潜んで待っていると、やって来たのはゴミの乗った台車を押しているスケルトンだった。
スケルトンはPC達には反応を示さず、先ほどのトラップのあった場所までゴミを運ぶ。
どうやら先ほどのトラップはゴミ捨てシステムのようであった。
床にゴミを下ろすと壁がせり出して来るものの、シュートはふさいでしまったのでゴミが窪みに押されただけである。
しかし、スケルトンはそれは気にせず、もと来た道を帰っていく。
PC達はその後を追っていく事に。

暫く進むと、スケルトンはエレベーターに乗って下へと下りていった。
PC達は一緒には乗り込まずに、暫く待ってからエレベーターを呼び寄せて乗り込む。
エレベーターはゆっくりと下がっていくが、途中いきなり止まってしまう。
そして、三方の壁が開き、そこから苔に覆われた人影が現れ、襲いかかってきた。

苔は非常に冷たく、周囲5ft.にいるだけで冷気によるダメージをうけてしまう。
#本当は、周囲5ft.の熱を奪っているのだが、PC達は気が付かない。
#ゲーム的にもCold Damageとしてあつかわれてるし。

また、苔の張り付いた人影の正体はマミーの様だった。
それに気が付いたクラリオンはDespairによってParalyzedしてしまう。
とりあえずアンデットモンスターの様なのでリンがTURN UNDEADを行い、一体をターンするのに成功する。
とは言え、狭いエレベータの中では逃げ場もなく、部屋の隅でガタガタする苔人間。

その間に残った二体を攻撃する。
しかし、マミーのResistant to Blowsに手間取る間に苔による冷気のダメージがPC達を襲う。
マミーの攻撃はかすりもしないが、冷気によってどんどんHPを削られていく。
何とかマミーを倒すも、苔はその場に崩れ落ち、依然として周囲の熱を奪っている。

とりあえず、壁の外に苔を放りだし冷気ダメージを回避する。
最後のマミーも撃破し、くっついていた苔ごと壁の外へ押し出す。

苔も始末しようとする一行。
と、リンがシェザリエの殴っていた苔が少し大きくなっているのに気が付いた。
生命力を吸い取っているのだろうか?と推察する一行。
下手なことをすると巨大化するかもしれない。

結局、クラリオンとリンがもっていた大量のAcid Flaskをぶちまけて溶かすことに。
酸をまいてみると、苔は溶けて破壊される。
酸で破壊できることが判ると、全ての苔を酸で溶かして駆除することに成功する。
どうやら、この苔はブラウンモールドと言うものだったらしい。

さて、敵は撃破したものの、エレベーターが動き出す気配はない。
調べてみると、Detect ThoughtによりMental Strengthによってエレベータが停止する仕掛けがあるのを発見する。
仕掛けをDisable Deviceすると再びエレベータは動き出した。

一番下まで下りると、そこは巨大なホールになっていた。
天井は、はるか上まで吹きぬけていて、途中に、謎の黒い球体が浮かんでいる。
ホールには、鉄仮面をつけた人影と、荷物を抱えたスケルトンが5体いる。
ところで、仮面の下からなんか、触手がちらちらみえているんですけど。
#MIND FLAYER登場〜

いきなり仮面の人物のMind Blast炸裂。
しかし、PC達は全員STに成功する。
エレベータからホールに走り込むアルフレッド。
途中、ピットがあるものの、それをかわして仮面の人物の近くまで走り込む。
だが、反撃を加える前に仮面の人物はPlane shiftで別プレーンに逃げ去ってしまう。

どうやら、恐るべき存在を召喚させる計画を阻止する事が出来たようだ。
とりあえず、勝利したものの敵は逃してしまった。
真の決着はまだ、先になりそうであった。

荷物を抱えたスケルトン5体はエレベーターの反対側にある通路から逃げ出そうとしていた。
しかし、PC達は回り込んで、全て撃破する。
スケルトンのもっていた荷物は幾ばくかの財宝であった。
PC達はそれを回収して妖精の塔を後にするのであった。

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