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プレイした日:2002年06月23日
参加したPC:エリザベス、カーン、ギドバン、ディック、レイモンド、レベッカ


以前ホワイトソード山脈にて何やら画策していたフロストジャイアント達の足取りがつかめた。
現在、どうも勢力を集結させているらしいとの事である。
今回はどこからの依頼という事もなく、PC達はフロストジャイアント達を倒すために一路北を目指すのであった。

雪山の麓の村に到着し、早速Gather Informationで情報を集める。
すると、グンギールと名乗るフロストジャイアントが仲間を集めてるという噂を聞ける。
また、嘗てジャールと言う名のフロストジャイアントが治めていた王国があったらしい。
あるいはグンギールはその太古のジャイアントの国を復活させるつもりなのかもしれない。
更に情報を集めていく
するとホワイトパズという山を通っていた商隊が行方不明になると言う事件が最近三回も発生したらしい。
また、小旅行に出たきり音沙汰のないレベッカらしきエルフがホワイトパスに向かったらしい事も聞けた。
そしてその後彼女の姿を見た者はいない。

予言者達の話では、彼の山に大いなる悪の力が集まっているらしい。
PC達は賢者や吟遊詩人の語る話に耳を傾け、その他魔法的な協力を得て
クランブリングホールという嘗てフロストジャイアントの造った遺跡があることを知る。
ホワイトパスに向かったPC達は色々探索したあげく、地中の洞穴を発見した。
おそらくは此処こそがフロストジャイアントの殿堂、クランブリングホール。
#実はここまでは冒険の導入。
#今、君たちはダンジョンの前にいる!

カーンとレイモンドが先行して洞穴の内部を調査しに行く。
やはりここは古代の遺跡のようで内部は人工的な建築様式を見せていた。
天井は30ft.ほどの高さで、壁にはEverburnint Torchがずらり並べられ辺りを照らしている。
身を潜ませ静かに通路を進む二人。
通路の先は大きなホールになっているようでそこにフロストジャイアントの歩哨が一人立っていた。

Listenをしてみると左手の方からガチャガチャという何かぶつかりあう音。
どうやら宴会らしきものでもしている感じ。
見れば歩哨のフロストジャイアントは羨ましそうに左手奥の方を眺めてる。
PC達に気が付いた様子はない。

レイモンドは状況を報告しに一端戻り、カーンは透明化しCloak of the Batを使い蝙蝠に変身して更に奥へと進む。
カーンが左手奥の方を見てみると、そこには宴会の準備をしているオーガが三体。
食堂の様な感じでテーブルに食器を並べている。
また、食堂の扉の奥からなにやら陽気な女性の鼻歌がきこえてくる。
そしてそれに混じって聞き慣れた女性の罵倒の声が。
カーンがClairvoyanceで見てみると…
はい、レベッカですね。
どうやら宴会のメインディッシュにされそうな予感です。

PC達は戦闘準備を整え一気にクランブリングホールへと突入する。
まずはレイモンドがホールへと飛び出しフロストジャイアントの背後を取る。
ギドバン、ディックが後に続いてホールに飛び込む。
隣の食堂で食器を運んでいたオーガ達も皿を放り捨てて武器をかまえてやって来た。

食堂から扉一枚隔てた厨房の中ではフロストジャイアントのおばさんとオーガ二体がいた。
厨房の傍らには熊の皮につつまれたレベッカが転がされている。
レベッカはListenで外で騒ぎが起こったことを知るが、フロストジャイアント達は気が付いてないらしい。
好機と見やり脱出の準備をする。
縄で縛られていたもののジャイアント達の縛りは下手くそで、あっさりとEscape Artistに成功する。
後は機会を見逃さないよういつでも動けるようにかまえるだけだ。

一方、PC達は一ラウンドでフロストジャイアントとオーガ二体を叩きのめす。
次のラウンド右側の部屋から新たに二体のフロストジャイアントが姿を現した。
残った一体のオーガは厨房に逃げ出す。
オーガが扉を叩いて助けを叫ぶと、中から二体のオーガと一体のフロストジャイアントが何事かと顔を見せる。
そしてそこに、エリザベスが容赦なくFlame Strikeを叩き込んだ。
一瞬にして三体のオーガは灰になり、フロストジャイアントも手ひどいダメージを受ける。
いきなり炎を洗礼を受けたフロストジャイアントのおばさんは驚き戦きつつも、奥の方へと走っていく。
後には恐怖(主にエリザベスのFlame Strike)に凍り付いたレベッカだけが残された。
#間近で15d6のFireダメージが炸裂したらからね〜

レイモンドが厨房へと移動する。
助け出すまでもなく、自力でレベッカは起きあがり隣の部屋にあるはずの自分の荷物を取りに行く。
一方、右の部屋から出てきた二体のフロストジャイアント達もギドバン、ディックによって倒される。

レイモンドが逃げたフロストジャイアントのおばさんを追う。
しかし、深追いは禁物なので、少しだけ進みListenをする。
先はどうやら天然の洞窟のようになったいた。
何やらオオカミの鳴き声が複数聞こえてくるが、それにまじってフロストジャイアントのおばさんの声。
何と言っているかは不明だが、数瞬の間、何か巨大な生物の咆哮が聞こえてきた。

レイモンドが食堂と洞窟との狭間の狭い通路で見ていると、洞窟の奥から七つ首のヒドラが姿を現した。
さらに五匹のウィンターウルフも姿を見せる。
ヒドラは狭い通路を通れそうにないが、ウィンターウルフを後ろへ通すのは厄介と
レイモンドは後ろで戦っていたギドバン、ディックが来るまで通路を閉鎖する。
ウィンターウルフがCold Breathを吹いてくるがImproved evasionで難なくかわす。
ヒドラもその七つの口からCold Breathを吹いてくるがそれらも全て回避する。

エリザベスがDivine Flameを使うとウィンターウルフたちはたまらず後退する。
空いたスペースにギドバン、ディック、レイモンドが入りウィンターウルフ達をやっつける。
ヒドラが再び首をもたげ四つの口からCold Breathを吹いてくる。
ギドバンとレイモンドがそれに巻き込まれるが、タフなギドバンと殆ど交わしたレイモンドには効果も低い。

ウィンターウルフを全て倒し、ヒドラに挑む一行。
クラリオンから湖の研究所での事を聞いていた一行は厄介な敵と気を引き締める。
しかし、以前エリザベスはヒドラと出会ったことがあったが首以外への攻撃の無効化や再生はなかった。
ためしにエリザベス、カーン、レベッカが矢を射るとしっかりダメージを与えられる様子。
こうなれば後は全力で殴るのみ。
最後はディックのシールドチャージでヒドラは大地へと沈んでいく。

残ったフロストジャイアントのおばさんは武器をかまえて一行を待ちかまえるも、あっという間に倒される。
どうやら一段落ついたようだ。
一行は傷を癒し、更に奥へと進むことに。

カーンとレベッカが先行して偵察をする。
すると洞窟の奥はまた遺跡になっており、その入り口のホールで三体のフロストジャイアントが待ちかまえていた。

カーンがホールに向けてWebを放つ。
二体が囚われ身動き出来なくなる。
一体がぬけてくるが続けて放ったGreaseに滑って転んでしまう。
捕まった二体もその怪力でWebの中を無理矢理進んでくる。

Greaseで滑っている一体を素早くやっつけるとWebをぬけた二体が姿を見せる。
その内の片方は何やら装飾の素晴らしい衣装を身に着けている。
どうやらこのフロストジャイアントがグンギールらしい。

ギドバンとディックがそれぞれに対峙し、レイモンドがWebの中にかまわず侵入しFlankingをとる。
足を止めての殴り合いで一体のフロストジャイアントを倒す。
不利と見たグンギールはBoots of Speedを起動しPotionを取り出してからWebの中に転進する。
PC達一行もかまわずWebの中に飛び込む。
幸い誰も囚われなかったがWebによって視界を遮られグンギールの姿を見つけることが出来ない。

エリザベスがWebDispelするとホールの奥の通路に援軍を呼ぶグンギールの姿があった。
新たに三体のフロストジャイアントが駆けつけ通路を一直線に向かってくる。
と言うか通路が5ft.幅なので一直線にならざる終えないのだが。

エリザベスはその通路に向けてSilenceを放ち、呪文やコマンドワードを封じる。
レイモンドが通路の前に立ち動きを牽制する。
そしてそこにカーンがJavelin of Lightningを投げつける。
当然の如くレイモンドは回避し、フロストジャイアント達は多少の手傷を受ける。
グンギールはCure serious wounds Potionを飲んで回復し、さらにHasteで加速した分でもう一本取り出して飲む。

援軍三体のフロストジャイアント達はレイモンドの脇をすり抜けて襲いかかってくる。
しかし、攻撃がふるわずあてることが出来ない。
ギドバンのふるうシミターの恐るべきクリティカルヒットの嵐と
ディックのDivine Powerを宿したシールドがうなりを上げ
次々とフロストジャイアント達を倒していく。

三体のフロストジャイアントを倒したとき、通路の奥からバタンと言う扉の閉まる音が聞こえた。
どうやらまだ、何かいるらしい。
最後の一人も倒したとき、それは通路の奥に現れた。

白き竜の鱗の肌と翼を持つ―Hafe-Dragon(white)/Hafe-Frost Giant。
醜悪な怪物が一向に唸りを上げて襲いかかってくる。
此処まで来て流石に殆どのリソースを使い切っているPC達。
もはや肉体と肉体のぶつかり合いである。

狭い通路で対峙したため、目前に立てるのは一人だけ。
エリザベス、レベッカの矢、カーンのMelf's Acid Arrowでの援護はあるものの
パーティのツートップ、ギドバンとディックの戦力を集中させられない。
しかし、敵の横に扉があることに気が付いたギドバン。
その鉄の扉を蹴破って位置取りをしようと試みる。
Kick-in-the-doorでもって相手の横に回り込みシミターを叩き込む事に成功する。
更にレイモンドがTumbleで背後に回り込んでFlankingをとりディックの攻撃にAid Another。
そして、ディック必殺のシールドチャージが炸裂する。

Massive Damage60点を叩き込まれ、それが致命傷となった。
Fort STには成功したが流石に累積したダメージが大きすぎた。
Melf's Acid Arrowによる継続的なAcidダメージがボディーブローの様に効果的だったのだ。

どうやらこれで全ての敵勢力を倒したようだった。
遺跡内部を探索するも他には誰もいない様子だった。
グンギールの野望、ハーフドラゴンのフロストジャイアントが何だったのか
謎は幾つか残ったが、一行はとくに気にせず僅かばかりの財宝を手にして帰路へつくのであった。
#敵の野望は阻止できたからね


***


参加したPC:アルフレッド、エリザベス、カーン、レイモンド


ホワイトパスでの出来事から数日、塔に戻ってきた一行。
いつものように各々日常を過ごしていた。
そんなおり、カーンがSpellswordを目指す、と言うので塔の周辺でワンダリングモンスターと一騎打ちする事に。

一切他人の助力を得られず、魔法も特殊能力も使ってはならない為、何かあったときのために皆でついていく。
エリザベスがアルフレッドとレイモンド、そして自らを可能な限り魔法で強化する。
準備を整え四人は塔の周辺の森林を徘徊する。

#さて、かつてこんな事があった。
#あともう少しでレベルアップするからワンダリングモンスターと戦いたい。
#そう言って二人のバーバリアンPC(種族はハーフオークとドワーフ)がワンダリングモンスターと戦うことになった。
#DMGのEncounter表をつかって出現モンスターを決める。
#そして遭遇したのが―NPCバーバリアン(種族は人間、アライメントはEvil)だった。
#対峙した瞬間、彼等は互いに敵と認識した。そして殺しあいが始まった。蛮族として後に引く手は、無い。
#矢を撃ってくる敵に接近するPC達。
#しかし、ツメをあやまり5ft.手前まで来てしまう。
#弓を捨てグレートアックスを抜いて5ft.ステップ。そしてRage。
#その一撃で、ハーフオークのバーバリアンPCは昏倒した。
#ドワーフバーバリアンが反撃の一撃を放つ。しかし、殺しきれない。
#そして、相手の凶刃の前にまた、一撃で倒れ伏すのであった…。
#こうして二人のバーバリアンPC(1LV)は帰らぬ人となった。
#NPCバーバリアンは哄笑を上げつつ意気揚々とその場を立ち去るのであった。
#…
#まぁ、つまり、どういうことかというと。
#○○だからワンダリングモンスターと戦いたい。とか言うと、ろくな事が起こらないと言う事だ。
#それは、この例に限ったこととでは無い。
#そして、そのろくでもないことは今回もまた起きるのである。

DMの指示に従ってEncounte表を振るカーンのPL。
出目は100。
…いきなりイヤな予感です。
更に続けてロール。
何かDMが悶絶してます。
もう一度ロール。
…
これは、非常にイヤな予感がします。
遭遇距離を決定、230ft.先。
DM曰わく、全力で気が付かないとまずいよ。
とりあえず、SPOTの高いカーンは成功。
で、そこに、いた、のは。

Adult Red Dragonが一体

すごいぜ、一対一で戦って勝てばSpellswordの前提条件を満たすだけでなく、ドラゴンスレイヤーだ!
さー、カーンがんばれ
俺達は一対一で戦う様を応援しているよ。
ていうか、死ぬわ!

どうやら、激しく幸運なことにRed Dragonはこちらに気が付いていない(Spotの出目が1ではさすがにとどかない)。
PC達は全力で逃げることに。
#しかし此処で折角Red Dragonが出たのだからと言うことで、イベントシーンを展開することに。
#PC達はRed Dragonに見逃して貰えたというシチュエーションに変更。
勝ち目がないと判断し逃げるPC達。
それを見てRed Dragonは愉快そうに笑う。
「最近、威勢の良い人間共がいるから会いに来てやればとんだ弱虫共だな、ふはははは」
#だいたい、こんな感じのセリフをはき
そう言って飛び去るRed Dragon。
今まで多くのドラゴンと戦い倒してきたPC達だったかが、始めての敗北をきっするのだった。

さて、翌日気を取り直して再度塔の周囲の森でワンダリング冒険者と化すPC達。
ウロウロしていると、四体のエティンに遭遇する。
PC達も四人、敵も四と、都合良く一人一殺な感じ。

190ft.距離での遭遇。互いに気が付いており、敵も殺る気満々だ。
一体をカーンが相手をし、残りは三人が迎え撃つという当初の目的通り戦闘を始める。
まずはカーンが矢を撃てば、全力で走り込んでくるエティン達。

かまえていたアルフレッドが前に走り込んでカーンの相手以外のエティンに斬りかかる。
クリティカルヒット、Increased multiplier、101ダメージで一刀両断、一撃粉砕。
更にエリザベスがGreater Commandをカーンの相手以外の二体に投げかける。
命ずるは"Die"。あっさり昏倒するエティン達。
やることの無くなったレイモンドはとりあえずCoup de Graceとゆーことで。
クーデグラの処理は適当に成功したことにして後はカーンとエティンの一騎打ちに。

距離をとりつつ矢を射るカーン。
しかし、接近戦で倒さないと行けないのでは無いかとの声に仕方なく接敵する。
ロングソードを抜き斬りかかるカーン。
しかし、エティンの反撃で手ひどいダメージを受けてしまう。
今度エティンのフルアタックをくらえば命は無いと悟ったカーンはエンゲージを離脱。

結局、一人では倒せないと言う事で皆に援護して貰うことに。
エリザベスが投げやりにFlame Strikeを唱え一撃で粉砕する。

塔に帰還した一行。
しかし、エリザベスはもーつき合わないとの事。
そしてカーンも魔法も特殊能力も無しに一対一で戦う事は無理があると感じSpellswordへの道は諦めるのであった。

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