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プレイした日:2002年06月16日
参加したPC:アルフレッド、エリザベス、ギドバン、グレッグ、ディック、レベッカ


今回は塔の連中が王都へ買い物へ行くはなしである。
例によって湖を渡って王都まで出かけるのだが、
最近何でも湖上で行方不明になる船舶などが出ているらしい。
しかも、何か巨大な影をみたとかいう話まで。
情報を集めてみるとどうにもKRAKENな予感。

船代を只にするから護衛として船に乗って良いよと言う船長だが、むしろ本心は頼むから守ってくれというものだった。

さて、船は早朝出航し何事もなく昼が過ぎた…
午後も中頃、進路状の空に二羽の鳥が飛んでいるのを発見する。
しかし、なんか縮尺が変なような…とうか、でかいです。

でかいその鳥はROCだった。
どうやらお腹を空かせている様で餌発見とばかりに襲来してくるもよう。
遭遇距離420ft.、PC達は迎撃態勢を整え迎え撃つ。

ディックが空を飛び、エリザベスが巨大化しROCを迎え撃つ。
だが強靱なROC鳥はなかなか落ちない。
結局何とか一体を倒し、もう一体はグレッグがCharm Monsterで無力化するのであった。
#チャームしたロックをどうするかでPC達は悩む。
#リリースする、別のプレーンに送るなどなど意見は出るが
#結局人の生存圏を脅かす以上放置は出来ないとして殺すことに。

その日はもう遭遇もなく、王都へ向け海路を進んだ。

翌朝、PC達が魔法で能力値やら武器やらを強化してから2時間ほど過ぎたころ、突然天候が悪くなり始めた。
天候予測をしていた限りではここ数日間は晴れの日が続くはず
かててくわえてKRAKENはControl Weatherを使えるという話がある。
これはいよいよ本命の登場かと臨戦態勢を整える一行。

空は暗く雲に覆われ、辺りは暗い霧に覆われる。
そして、船の針路上に巨大なガリオン船の姿が。
そのガリオン船の船首がゴゴゴ…と左右に分かれるとそこから何か巨大な生物が射出される。
その大きさ20ft. by 40ft.のGargantuan-sizeだ。

敵目標、相対距離440ft.
PC達は全員Flyをかけ空を飛び迎撃に向かう。
まずはレベッカが弓を撃つが、AC29まで当たる鋭い攻撃も弾かれてしまう。

巨大生物は水中に潜行しSPEED20ft.で近づいてくる。
アルフレッドが先行し敵に近づくと、100ft.の距離で敵のAoOを受けてしまう。
長いTentacle rakeによるImproved Grab攻撃。
強力な締め付けの前に払いのけるすべなく、アルフレッドは捕まってしまう。

そして敵が水上に姿を現す。
その姿やはりKRAKEN…しかし、何かおかしい。
赤い鱗に、赤い竜の羽…
コイツはHalf-Dragon(Red)/Half-Krakenだ!

Bull's Strenghtで強化されたStr、Mage ArmorProtection form Goodによる防御強化
これこそはカルト・オブ・レッドファングの誇る最新鋭戦闘生物兵器(水中用)零号機なのだ。
しかし、魔法を施したSpellCasterの実力はヘボかった。
かけられた呪文はグレッグのDispel Magicによって全て解除されてしまう。
さらにその後二発のEnervationが飛び、KRAKENは計6レベルぬかれてしまう。

一方KRAKENに捕まったアルフレッドだがエリザベスのFreedom of Movementを受けてTentacleから脱出する。
GrappleされなくなったアルフレッドがKRAKENのAoOを引きつけその隙にディックとギドバンが肉薄する。
KRAKENもBreath Weapon(Cone of Fire)を吐いて応戦してくる。
だが、ブレスを吐くために後ろに下がったのはディックのチャージを誘発する罠。

KRAKENのダメージに全く引けを取らないどころか下手をすると上回る破壊力をもつ塔の戦士達の猛攻。
不利を悟ったKRAKENは逃走しようとするが、時既に遅く、最後の一撃が叩き込まれたのであた。

ガリオン船はKRAKENが倒されるという予想外の出来事に慌てふためくも、急いで離脱しようと動き出す。
もちろんPC達がそれを黙って見過ごすはずがない。
すぐさま飛んで追いついて、あっという間に船を制圧するのであった。

船にいたのはカルト・オブ・レッドファングという謎の邪教団たちであった。
彼等はKUO-TOA、カエル人間達の生物兵器研究所で作られたハーフドラゴンのクラーケンの実践テストを行っていたと言う。
研究施設は数ヶ月前に壊滅させられたが、このクラーケンはその前にすでに完成していたらしい。
海洋機動船とか言うこのガリオン船で彷徨いつつクラーケンを育て訓練していたのだ。
これもまた、北荻の侵攻に関連する脅威であったのだが、塔の英雄達によってそれは取り除かれたのであった。

また、PC達はカルト・オブ・レッドファングの首領について聞くが、彼等は首領の正体についてはしらなかった。
しかし、かなり巨大な組織であり、北荻のオークたちに協力して様々な陰謀を画策しているのは確かだった。
何より、色々と政治面に力を入れているエリザベスは先刻承知のことであった。

PC達を取り巻く環境は日増しに不穏な空気を孕んできている。
何れ起こるであろう大きな戦乱に、はたして塔の英雄達は如何なる形で巻き込まれるのであろうか?

ともあれ、湖上の脅威を退けた一行は王都に向けて航海を再開する。
翌日、三日目は何事もなく、無事王都に到着した。
一行はここで思い思いのマジックアイテムを購入し、パワーアップをはかるのであった。

#さて、KRAKENのTreasureはTriple Standardである。
#Half-Dragon(Red)/Half-KrakenのCR14で三回Treasure Tableをふることに。
#そして、そこでとんでもないことが!
#なんと1 majorをひきあてる、
#そしてタイプは武器
#Table8-10の結果、何かSpecial abilityを持ってるんですってよ奥さん。
#武器のタイプはMace,Heavy。いざというとき頼りがいのあるBludgeoning Simple Weponですのよ
#さて、Special abilityは何でしょうね?は、Brilliant energyですか?
#で、Enhancement bonuseの方は?
#えーと、+5ですか。
#まぁ、なんと+5Hevy Mace,Brilliant energyですってよ!
#つまり、あれですね、この武器は+9扱い、162,312gpと。
#ぐはぁ!
#ついに出た、強力な魔法の武器。
#はたしてこの武器がPC達にもたらすものは一体何か?
#ううむ…

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