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プレイした日:2002年06月15日
参加したPC:クラリオン、シェザリエ、ハプサン、ビトン


今回も評議会からの依頼である。
今回の依頼はTownから離れた場所にある森にいるエルフの女男爵アンドリーラに密書を届けよと言うものである。
報酬は1000gp、それほど危険な任務ではないようではあるが…
どうやらその森へ向かう街道では最近ハイウェイマンが出没しているという。
しかも商隊など人数が多いのは狙わず、少人数のつまり、冒険者を狙って襲っているらしい。
ハイウェイマン達には既に懸賞金がかけられており一人100gp、首領は3000gp。
一行は早速ハイウェイマン達を倒す算段をはじめるのであった。
#本来の任務?なんだっけ。ああ、密書を届けることだったけな。

Townで情報収集してみると、件のハイウェイマンに襲われて生き延びた人から話を聞くことが出来た。
どうやら相手は透明化して街道で待ち伏せして襲ってくるらしい。油断ならない相手だ。
また、その他にも情報を集めてみると件の街道の近くに嘗ての盗賊団のアジト跡があるらしいとの情報を得る。
かつて栄光の手というマジックアイテムも持った盗賊団がおり、その連中が潜んでいた場所らしい。
おそらくハイウェイマン達もそこをアジトにしているのではないかとPC達は辺りをつける。
PC達はそのアジトを襲撃する気満々で準備を整えTownを出発する。

さて、街道を進む一行がハイウェイマン達が出没する辺りをさしかかると
DMよりSpotやらListenやらのチェックをするように指示される。
コロコロコロ…
そうすると、小鳥のさえずりやリスがかけていくさまに気が付いた。のどかなものだ。
そして、街道の後ろから何か透明な存在が追いかけてくる事にも気が付いた。不穏なものだ。

件のハイウェイマン達と判断しすぐさま戦闘態勢を整えるPC達。
敵はどうやら三人。何れも透明化している。
しかし、街で聞いた情報から透明化はInvisibilityによるもの、
最初の一撃に耐えれれば、相手はその姿を現すはずだ。

かくして、敵の奇襲(そもそも気が付いていたので奇襲ですら無かったのだが)を受け止めて、
PC達の反撃でハイウェイマン達三人を撃退する。
そして尋問タイムである。

どうやら彼等はファング・オブ・ロルスのシーフギルドメンバーらしい。
シーフギルドの宝である栄光の手が冒険者によって盗み出されてしまい、それを取り返そうとしていると言う。
街から出てきた冒険者を殺して情報を聞き出していたという。
栄光の手はどんな扉も開けてしまう魔力を秘めている盗賊や冒険者にとってはありがたい魔法の品だ。
しかし、その能力は本来の栄光の手とは異なる。
どうやら、正確には別のマジックアイテムの様だ。

連中の目的を聞き出し、次はアジトとボスについての情報を聞き出す。
アジトはこの近くの廃村のうち捨てられた宿屋の井戸、もしくは墓地に入り口がある地下室の様だ。
そして奥の部屋にボスがいるらしい。
そしてそのボスだがエルフらしいのだが、その顔は不明だという。
何でも顔が変わると言う。変装の名人…どうにもスパイマスターらしい。

連中が使っていたInvisibilityのポーションなどはボスがハイローニアス神殿から横流ししていると言うのだ。
どうやら、ハイローニアス神殿に潜り込んで諜報活動と横領を行っている様だ。

PC達はアジト襲撃を行い一気に敵を壊滅させようと行動を開始する。
途中でバグベアーとかに遭遇したが難なく退け廃村に到着する。
シーメイデンズドリームとう名の宿屋をみつけ、そばにくるとちゃんと井戸がある。
さて、井戸の中を覗いてみると…
なんか、OTYUGHがはいずってます。
PC達は弓矢をかまえてズリズリと這いずるOTYUGHを射る。
結局井戸から出てくる前にOTYUGHを撃退することに成功する。
しかし、井戸の底には更に大きなOTYUGHが。
…
井戸の上から一斉掃射でこれも片付け、PC達は井戸の底に下りていく。

底はあまり広くは無い部屋だった。
調べると壁に隠し扉があるのを見つける。
開けてみると、40ft.ピットトラップ発動。
クラリオンとビトンが巻き込まれるが少々傷を負っただけで特に大事にはい至らない。

気を取り直し扉の先の狭い曲がりくねった通路を進んでいく。
途中、毒蛇の群を蹴散らしながらPC達は階段のある場所にたどり着く。
慎重に階段を進んでいくと、踊り場につく。そして扉。
一行は扉を調べ、中の物音を聞き、ゆっくりと開く。
そこはどうやら誰かの部屋のようだった。
だが、中には誰もいない、と思われたとき
毒の矢が飛んできて…はずれる。
そして、内部に何者かの気配。

透明化して隠れていた敵をあっさりと撃退しPC達は探索を続ける。
階段を更に下り、曲がりくねった通路を進んでいくと
墓場の入り口に到着した。

どうやら、アジトは掃討してしまったらしい。
ボスは何処にいたんだろう?と悩む一行。
たぶん、踊り場の部屋にいた雑魚が実はボスだったんだろうと判断し、とりあえずエルフの女男爵のもとへ向かう事に。

かくしてエルフの女男爵、アンドリーラの館に着いたPC達は評議会の密書を渡す。
これで依頼は完了である。

帰路につこうとする一向にアンドリーラ女男爵から二通の手紙を預かる。
一通は評議会への返信、もう一通は塔のエリザベスへのものだった。
#エリザベスへの手紙には塔にある宝箱の中身は栄光の手で元々エルフの宝だから返してね、という事と
#北の砦がある地域はエルフの領土ではないよ、との事が書かれていた。
#北の砦がPC達のものになる日がだんだんと近づいてます…

また、倒したハイウェイマン達の首を差し出すとどうやらやはり踊り場の部屋にいたのがボスだったらしい。
こうしてPC達はハイウェイマン討伐の報奨金と密書の運搬の報酬を得るのであった。

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