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プレイした日:2002年06月09日
参加したPC:ギドバン、グレッグ、ディック、レベッカ
Chort:ヴァイオレット


いつもの如く塔にTownの使者がやってくる。
使者の話では北方のホワイトソード山脈にある街道に巨大な怪物が住み着いているという。
山中にあるケリヴァンというSmall Townに続く街道が封鎖され、街との行き来が出来ないでいる。
このままでは物資が運べず、街が冬を越せず壊滅する危険がある。
既に討伐隊を派遣したが残念ながら壊滅したらしい。
7レベルファイターと5レベルファイターとクレリックからなる6人の部隊だったが、
居座るモンスターとの遭遇戦の末、ブレスの一吹きで隊長である7レベルファイターを残して死亡。
隊長も命からがら逃げ帰ったという。

そんな経緯で、もはや塔の人間に頼むしかないと言う状況である。
#PC達はこの地方で最高レベルの冒険者なのだ。
#ゲーム開始時点でパーティレベルは8。

依頼を受けることにしたPC達。
報酬6000gpを受け取り、Townに出て物資の調達と情報収集にあたる。
討伐隊の生き残りの戦士に雪山のモンスターに関する情報を聞く。
どうやらHuge-sizeで白い、蛇のように長い体をもつモンスターらしい。
さらに強力な吹雪のブレスを吐くという。
また、それとは別に途中ゴーレムも見かけたらしい。
残念ながら敵の正体を特定することは出来なかったが、とりあえず一行は出発する。


まずはホワイトソード山脈の麓にある村を目指す一行。
五日の旅程だが、その三日目に道の先から何やらやってくるのを発見する。
Spotに成功すると六体の人影が。なんだか骨のようです。
グレッグがKnowledge(Undead)で相手がMOHRGであると見抜く。

やばい敵と言うことで全力で迎撃態勢を整えるPC達。
敵との距離は100ft.。まずはグレッグが先制のFireballを放つ。
さらに接敵するまえにSlowWebを飛ばし敵の機動力を奪う。
対してPC達はHasteやHastebootで加速する。
MOHRGはほとんど戦闘力を奪われ攻撃がままならない。
麻痺の触手を伸ばしてくるもFort Saveの高いディックやギドバンには通用しない。
一体また一体と、撃破していき、PC達はたいした被害を受けることなくMOHRGを全滅する事が出来た。

その後はさしたる遭遇もなく一行はホワイトソード山脈の麓のカンソ村に到着した。
村で犬ぞりなどを調達し準備をする。
一方で山に関する情報も聞いてみる。
やはりケリヴァンへの街道が巨大なモンスターの為に封鎖されているようだ。
また、山中にはドラゴンとか巨人とかもいるとかいないとか。

準備を整え、山へ向かおうとするも山は凄い吹雪で危険。
一日おいて翌日出発することに。
翌日はうってかわってカラッと晴天で天候に悩まされることはなさそうだ。

件のモンスターが居座る街道は五時間ほど進んだ場所らしい。
途中、熊さんや噂のゴーレムを遠目に発見するもやり過ごし、進んでいく。
五時間ほど進むと、道に何か大きなモノが這いずった跡を見つける。
慎重に跡をたどると340ft.先に巨大な白い蛇のような怪物発見。
街道を封鎖するように居座っている。

モンスターはまだPC達に気が付いておらず、一気に仕掛ける。
一行はHasteで加速し距離を縮める。
その間にグレッグのEnervationが三発とび、モンスターのレベルを11も下げる事に成功する。
さらにFireballで大きく傷を与え、レベッカも矢を飛ばし多少のダメージを与える。

奇襲を受けた怪物はTrillでもって衝撃波を飛ばしてくる。
グレッグとディックがその波動を受けるもWill Saveに成功し影響を受け付けない。
距離を縮める間に二回目のTrillが今度はギドバンとレベッカを捕らえ衝撃波でStunしてしまう。
しかし、グレッグがレベッカのSTのダイスを振り直しさせ今度は成功し、Stunを免れる。
#FatespinnerのFickle Finger of Fate能力である。
大音声でStunしたギドバンもヴァイオレットが体を強く揺すって戒めをとく。

そうしている間にも接敵したディックがDivine Powerを宿した盾で強烈な攻撃を叩き込む。
さらにグレッグにImprovede InvisibilityをかけてもらったレベッカがRanged Sneak Attackで矢を撃つ。
次にディックが放った一撃で、あっけないほど簡単に、怪物は地に伏した。
とどめを刺すディック。
と、次の瞬間。
怪物は氷片へと変わり、大爆発を起こした。
周囲100ft.に12d6のCold damageと8d6のpiercing damageを撒き散らす。
PC達は全員巻き込まれ手ひどいダメージを負うものの何とか無事にすんだ。
#ヴァイオレットが昏倒したり、EnfuranceとかFalse Lifeが無ければ死者がでてたかもしれなかった。

傷の手当てをしていると、街道脇の崖の上に二つの人影が。
PC達に気が付かれた事を知るとそそくさと離れていく。
すぐさまレベッカがSpider Crimbで崖を上り、透明のまま後をつけていく。

しかし、尾行されていることに気が付いた相手は立ち止まって「何者だ」と誰何してくる。
#ここで、相手の外観を示すためにDMGのイラストを見せる。相手はフロストジャイアントでした〜
戦うかどうするか悩むレベッカであったが、仲間の援護がほぼ期待できない以上、引き返す事を決め離脱する。
姿無き追跡者が立ち去ったことを知りフロストジャイアント達も急ぎその場から去る。
「作戦は失敗だ」
「兎に角アジトへ戻ろう」
とか言いながら。

追撃を行うにはダメージが深いPC達は一端カンソ村に引き返す。
一日休息し翌日は酷い吹雪のため山に入れず、その翌日に山に入ってフロストジャイアント達の姿を探す。
探索の結果、アジトの跡らしきものを発見するも、既にもぬけの空だった。
恐らく、あのフロストジャイアント達も北荻の工作員だったのだろう。

兎も角、PC達の活躍によりケリヴァンへの街道は復旧した。
これで物資が届けられるようになり、街は無事冬を過ごすことができるようになるのであった。
#戦闘二回で5000xpほど入手したもののお宝は全然なし
#そんなわけでケリヴァンからの感謝の報酬と言う事でCR12のTreasureを振ったのですが…
#結果はゴールドと宝石だけでした(笑)

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