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SSにおける一部設定の解説です。
背景情報とか、そんな感じで。
ちなみにあくまでもSSにおける設定であり、
MMORPGリネージュの公式設定とは異なる部分があります。

●人間社会とヒューマノイド
基本的に人間社会とはヒューマン族の都市国家群の形成する社会を言う。
エルフ族、ドワーフ族、オーク族、ダークエルフ族もそれぞれ独自の社会を構築しているが
彼等は同時にヒューマン族とも深く関わり一定の文化交流をもって接している。
(オーク族およびダークエルフ族に関しては極特定の一部だが)
しかし、口をきき、知性を持ち、ある程度の文化を有する所謂人間に分類される種族は
上記以外にもアデンには生活している。
代表的なものはコボルド、ゴブリン、ノール、バグベアー、リザードマン、ラットマン等である。
彼等は基本的には人間社会と関係を持たない。
また、場合によっては対立し争いが起こることもしばしばある。
(ただし、それに関してはオークやダークエルフにも言える)
文化、風習、価値観が異なるため、共存することは基本的には難しい。
各種族毎に独自の文字や言葉をもつ場合もあるが、
一般的に全ての人間種族は同じ言語で会話することはできる。
また、全ての種の間で交配が可能。
しかし双方合意での異種族婚はヒューマンとエルフの間以外はあまり成立しない。

●神の種族
アインハザード神およびグランカイン神によって創造された人間。
アインハザード神によって創られたのは
オーク、エルフ、ドワーフ、アルテイアの4族。
アルテイア族は現在地上にその姿を見ることはない。
グランカイン神によって創られたのは
ヒューマン族。
アインハザード神によって創られ、グランカイン神に帰依したのが
ダークエルフ族。

・ヒューマンについて
現在最も地上で繁栄している種族。特徴的な能力は何もない。
肌の色は白または黄、褐色で住んでいる地域によって異なる。
肉体的にも精神的にも魔法的能力においても他の種族に勝る部分は無いが、
そのどれをも万遍なく発揮できる所がヒューマンの強みでもある。
そして火水土風、4属性の種族

・エルフについて
水の種族。神話の時代においては巨人達に次いで世界を管理する立場にあった。
しかし、現在ではその勢力は衰退している。
透けるような白い肌をしており、全体的に細身で非常に美しい外見をしている。
くっきりした顔立ちと、尖った耳が特徴的。大抵の場合が金髪。
歌や音楽などの芸術を愛し、優雅で文化的であることが多い。
赤外線視覚をもち、暗闇でも物をみることができる。
植物との擬似的な会話能力を持つ。
また、精霊や妖精達との交流をもち、火水風土の精霊魔法を扱える。
魔法に対する親和性が他種族に比べて高い。

・ダークエルフについて
闇の種族。元々はエルフ族だったが黒魔法に身を染め地下に潜った種族。
容姿はエルフ族と同じく非常に美しく、しなやかな肉体をしている。
しかし肌の色が暗褐色や青褐色または褐色で一般的に銀髪。
裸または躰のラインがくっきり出るような露出度の高い姿を好む。
暗視能力を持ち、暗闇でも完全に物を見ることができる。
紅い目を持つ者は星幽体視覚を有し、非実体存在や魔法等で透明化した存在も見破る。
また、闇の精霊との交流をもち、闇の精霊魔法を扱える。

・ドワーフについて
土の種族。創造する事に長けており、非常に器用な種族。
背の丈が低く、その身長は大人でもヒューマンの胸くらいの高さしかないが
がっちりとした強靱な肉体をもっている。
力も強いが手先も器用で、見かけによらず俊敏でもある。
男性のドワーフは間違いなく非常に豊かな顎髭や口髭をたくわえているが
女性のドワーフはヒューマンの少女とほとんどかわらない容姿をしている。
暗視能力を持ち、暗闇でも完全に物をみることができる。
土や石、鉄などをはっきり見分ける能力があり、
石でできた構造物の不自然な点(隠し扉等)を見抜く力に長けている。

・オークについて
火の種族。最も強い肉体と精神力を持つ種族。
巨人が去った後、地上の支配者の座にあった事もあるが、
ヒューマンとエルフの連合軍に敗れ、現在は勢力が衰退している。
ヒューマン族より頭1つ大きな体躯をもち、頑強で力強い。
肌の色は深い緑または赤銅色。犬歯が少し大きく牙のようになっている。
単純な戦闘能力では他の神の創った種族を圧倒する。
低光量視覚をもち、僅かな明かりがあれば充分に物を見ることができる。
また、エルフと同様に赤外線視覚も有する。
身体能力では他種族より秀でており、毒や病に対する抵抗力が非常に高い。
自らの血を滾らせて、狂乱状態になることで肉体の戦闘力を上げる“激怒”をすることができる。

●鬼神の種族
死の神シーレンから産み落とされた人間種族。

・リザードマンについて
2足歩行するトカゲ人間。
頭部の造りはトカゲであり、躰には緑の鱗があるレプタリアン。
リザードマンは主に森林や湿地帯に部族単位で住み、狩猟を主として生活している。
基本的に特定の集落はもたず、時と場合に応じて移動して生活する。
また、頑強な肉体をもつ彼等は時として他種族の傭兵として戦う場合がある。
リザードマンの戦士達は金属製の武器防具を扱い、中には魔法を操れる者もいる。
赤外線視覚をもち、暗闇でも物を見ることが出来る。

・コボルドについて
犬のような頭部をもつ人間。
小柄でその背丈は大人のヒューマンの腰くらいまでの高さしかない。
全身の体毛が深く、一見すると小動物の様にも見える。
家族や部族の集団で生活し、森や洞窟に生息している。
ヒューマンの畑や家畜を襲って食料を奪う事はあるが、直接略奪を行う様な事はしない。
彼等は自分たちがあらゆる人間の中で最も弱いことを知っており無駄に争うことをしない。
それ故にしたたかな性格で悪知恵が働く。
低光量視覚をもち、僅かな明かりがあれば充分に物を見ることが出来る。

・ゴブリンについて
小鬼とも。凶悪な顔をした人間。
背丈はヒューマンよりも2まわり程小さいが、力や体力は互角以上にある。
通常は緑色の肌をしているが上位種であるホブゴブリンは赤い肌をしている。
ホブゴブリンはゴブリンよりも1回り体格が大きく力や体力も強く知恵も高い。
大抵ホブゴブリンを首領として数10体の集団で狩猟や略奪をして生活している。
ヒューマンの集落がゴブリンに襲撃されて滅びるのは珍しい事ではない。
低光量視覚をもち、僅かな明かりがあれば充分に物を見ることが出来る。

・ノールについて
ハイエナの頭部をもつ人間。
体格は大柄でオーク並の力や体力を持っている。
全身の体毛が深く、その姿は2足歩行する肉食動物である。
獰猛な狩猟者であり、部族単位の集団で生活している。
また優秀な鉱夫でもあり様々な鉱石を採掘する。
鉱山関連で種族的にドワーフと仲が悪く、
オーレン地方ではこの2種族の戦団がしばしば激しい闘争を繰り広げている。
暗視能力をもち、暗闇でも完全に物を見ることが出来る。

・バグベアーについて
最も凶悪で巨大な人間。
背はオーク並だが、総じて非常に太っており横幅の分もっと巨体に見える。
ヒューマンとオークをあわせて少し酷くしたような顔をしている。
肌は薄いピンクをした白肌。上位種のキングバグベアーは浅黒い肌をしている。
基本的に衣服を身につけず、褌だけを身につけている。
人間の中では最も強靱な肉体と膂力をもっている。
凶暴で食欲が旺盛であり、人間の中では唯一他種族の人間を食べる。
特にゴブリン、コボルド、ヒューマン、エルフを好む。
知性は総じて高くは無いが、魔法にも通じている。
暗視能力をもち、暗闇でも完全に物を見ることが出来る。

・トロッグ
リザードマンの様な爬虫類人間。しかし鶏冠がありヒューマンより小柄。
主に洞窟や湿地帯に少数で生息する。
非常に臭い分泌液を放出する事が出来、トロッグ以外の種族には耐えられない匂い。
少数の家族単位で生活し、主に狩猟をして生活をしている。
自分たちのテリトリーからあまり遠くへ行かず他種族との関わりは少ない。
暗視能力をもち、暗闇でも完全に物を見ることが出来る。

・ラットマンについて
ネズミの頭部をもつ人間。
体格はヒューマンと同じだが、体毛が多い。
また毒を持っており、彼等はそれを使って戦う。
地下遺跡や洞窟など、暗くじめじめした場所を好み、部族単位の集団で生活する。
縄張り意識が強く、侵入者に対しては容赦なく襲いかかる。
超音波視覚をもち、暗闇でも完全に物を見ることが出来る。

・マーマン/マーメイドについて
エルフの上半身に魚の下半身をもつ人間。
男性がマーマンで女性がマーメイド。
元々はエヴァの眷属である水中人間だったが、
水竜パプリオンの呪いで半モンスター化した呪われた種族。
水中活動に適応しており、水の中でも息ができる。
低光量視覚及び赤外線視覚をもっている。

●ギラン周辺の冒険の舞台
・ギラン南の古代遺跡(ディオン遺跡)
リネージュのゲーム内で言えば、ギランダンジョンの事。
SSでは地上部分にも古代都市の遺跡が広がっており、
幾つかの地下への入り口によって、地下都市遺跡へ続いているとする。
地下都市遺跡はかなり下層まである広大なもので、内部には様々なモンスターが棲みついている。
しかし、同時に古代の財宝も眠っておりギランの冒険者達は
一攫千金を夢見てこの遺跡に挑んでいく。

・ギラン地下水道
リネージュのゲーム内では地下水道ダンジョンと言えばアデンやハイネだが
SSではギランにも地下水道が広がっているとする。
基本的に生活水は井戸で汲み上げているらしい(ゲーム内で井戸が多数見受けられる)
ので、地下水道は生活排水や雨水などを流す下水として存在していると思われる。
(水回りの設備が行き届いたハイネだと上下水道設備が完備されていそうだが)

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