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ここではアデン王国を冒険する冒険者達(PC)について話そうと思います。
冒険者の狩りスタイルやパーティの働き等について適当に。
あと用語とかは勝手にそう言っているだけなのであんまり一般的では無いと思います。
ちょっとした私の考えを載せているだけですので、ご参考程度にお願いします。
役に立つかどうかは激しく微妙デス。

§冒険者 §パーティ
●冒険者

冒険者とは?
ある時は人々の依頼をうけて、またある時は自らの修行の為に
あるいは一攫千金の財宝を求めて迷宮に赴く…
自らの持てる力と技術を生かして、危険な事に向かっていく人々です。

一般の人々が農業や商業に就き村、街で活動するのに対し
(行商人などは街から街へ移動することもあるでしょうが)
冒険者達は主に街の外―モンスターの出現する地域や古代の遺跡などで活動します。

また冒険者達は傭兵としての働きもみせます。
国家が軍を動かすと、隣国との政治的緊張を生みだすような場合に
自由な立場である冒険者達が何らかの任務を請け負うことがあります。

良くも悪くもヤクザな商売であり、その危険性から命を落とす者も少なくありません。

冒険者のスタイル
一口に冒険者と言っても、その種類は様々です。
ヒューマン族、エルフ族、ドワーフ族、オーク族、ダークエルフ族
それぞれに色々な冒険者がいるようです。

・ヒューマン族
現在アデン大陸の支配者的立場にあるヒューマン族には多くの冒険者がいます。
君主、ナイト、ウィザードと言ったクラスの者達がその代表的存在です。

君主達は奪われた故郷を取り戻す為に、
あるいは戦乱の世に求められる傭兵団を創り上げる為に
もしくは、この混沌の世界に絆という尊い物を紡ぐ為に
血盟を創設し多くの人々を自らの下に迎え入れます。
その為にも君主達はある程度の自衛の為の武力や
血盟維持の為の金策の1つとして冒険者として
武者修行や遺跡探索に出かけます。
そして、それらの冒険の中で出会った人々を
血盟員としてスカウトするという事も行います。

ナイト達は武者修行の一環として冒険者を行うようです。
冒険によって得た財宝はポーション代などにきえて
よほど高額な財宝を得なければ冒険で稼ぐのは厳しいようです。

ウィザード達は世界の異変を調べる為に
あるいは自らの実力を試す為に
もしくは金策の為に冒険者を行うようです。
一般的にウィザードは象牙の塔で学習・研究に励むものですが
冒険者として塔の外へ飛び出していく者達は少なくないようです。
魔法使いの修行場と言われる話せる島からは
多くの魔法使いの冒険者が誕生しているようです。
実戦の中でこそ、世界の秘密を学ぶ機会も多いのでしょう。

・エルフ族
ヒューマン族の社会に興味を持ち、エルフの森を飛び出して冒険者になる者が多いようです。
あるいはエルフの森で取ることが出来る材料や、ネルファのつくる武器防具を
ヒューマン族社会で売買し、商売を行う商売人となる者達もいます。
城主血盟の一員となり、政治に深く関わる者達も中にはいます。

・ドワーフ族
鋼鉄の門ギルドと通じてヒューマン族社会と深く関わっています。
しかし冒険者としてはあまり他種族と組むことは無いようです。
多くの場合はドワーフファイターや一般ドワーフ達でパーティを組み
冒険を行っている様です。

・オーク族
オーク族は種族全体として火の神の荒々しさを持った武闘派で
ある意味では全員が冒険者と言えるかもしれません。
狩猟を基本とした生活スタイルで森や草原を冒険している様です。
また、エルフの森の南にはオークの要塞があり、
そこの防衛を目的として活動している事も多いです。

・ダークエルフ族
呪いによって地下に去ったエルフ族ですが、
冒険者として活動しているのは主に沈黙の洞窟にすむ者達の様です。
地下のラスタバドダークエルフ達はその殆どが軍属であり、
軍隊として活動しているようです。
一方で、今までのダークエルフ族のあり方を否定した一派
すなわち沈黙の洞窟にすむダークエルフ族達は
この世を混沌に陥れる者を暗殺という手段で退ける事をしながらも
冒険者として活動するものが多くいます。

色々な戦い方
冒険者達は1人で冒険することもあれば、数人で集まって冒険することもあります。
複数人で集まった集団をパーティーと呼びます。
1人で戦う場合、本当に1人だけで冒険する場合と
ペットやサモンなどを連れて冒険する場合とがあります。

ペットもサモンもおらず、唯一人のみで戦う場合、
多くはレベルアップの為の武者修行中なのでは無いかと思います。
1人で戦うために、あらゆる状況を自分一人で解決せねばならず
危険度が高すぎる場所では長く活動出来ない可能性があります。
しかし、得られる経験値や財宝は自分一人の物です。

ペットやテイムモンスター、サモンモンスター、サモンエレメンタル
の魔法を使用して冒険を手伝わせる場合もあります。
連れているペットやモンスターを戦闘に活用することで
自分一人の時よりも戦況を有利にすることが出来ます。
特にペットの動物は荷物持ちとしても有効で直接戦闘に関わらせなくても
間接的に冒険を有利にしてくれます。
ただし、敵の攻撃が連れている動物やモンスターに行くことがあり
それらのリカバリーも必要になってくるでしょう。
得られる経験値は連れているペットやモンスターと分け合いますが
財宝に関してはやはり自分一人の物に出来るので
資金を稼ぐには良い方法でしょう。

クリエイトゾンビを利用し、ゾンビを使用するネクロマンサータイプもありますが
色んな意味でありえません。

●パーティ パーティを組む 個人で活動する場合、それぞれのクラス毎に得手不得手があり 自分の実力以上の場所には冒険に行けなかったり 大量の数のモンスターに遭遇した場合対処不能だったりします。 その為に人々は力をあわせて、それぞれの弱点を補い そして各々の長所をいかしあって冒険を有利に進める為に パーティーという集団を形成します。 パーティーを組むことによって 個人の時よりも戦闘力は飛躍的に向上します。 ただし、各々が勝手気ままにバラバラに行動したのでは パーティを組んでいる意味が無く、 かえって状況を不利にしてしまう事もあるでしょう。 パーティを組んだ場合は、各々が自分の役割を自覚し 適切に立ち回る必要があります。 パーティのバランス 1人よりは2人、2人よりは3人。 3人寄れば文殊の知恵、1本の矢は折れても3本束ねた矢は折れない。 ともまあ、人数がいればそれだけで有利なものですが パーティを組むにあたっては可能ならば 様々なクラスがバランス良くいる方が良いでしょう。 ・人数 パーティーはゲームの仕様上最大8人まで組むことが出来ます。 それ以上の人数がいる場合は、パーティを2つつくるなどの対応が必要です。 2人の場合はパーティーと言うよりペアと呼ばれます。 一般にこの場合は攻撃力のあるクラスと回復力のあるクラスが組むと良いでしょう。 3人以上いる場合は近接攻撃、射撃攻撃、回復支援をバランス良く揃えると良いでしょう。 ・リーダー リーダーはゲームの仕様上パーティをつくる人の事を言いますが それとは別に、パーティの行動を決定する人の事もさします。 システム上パーティを作成する場合は君主クラスが良いでしょう。 これは君主がパーティーリーダーだと、経験値にボーナスが入る為です。 ・行動の決定者 システム的な意味でのパーティーリーダーの他に パーティーの意志決定をするリーダーも決めておくと良いでしょう。 これは主に“パーティーが何処へ進むのか”、“撤退か前進か”、 “どの敵から倒していくのか”等と言った事を決める人です。 パーティーの進行方向の決定者ですが、これは 先頭を歩く人を決める方が良い、と言うことです。 他のメンバーはその人についていくと良いでしょう。 これを決めておかないと、分かれ道などで各々違う方向へ 行ってしまう事などがあるからです。 先頭を歩く人はモンスターのターゲットにされやすいので 防御力の高いナイトが行うのが理想的です。 先頭を歩く人は、後続の人間の位置も把握しておくべきです。 1人で勝手に進んでいくといつの間にかはぐれている危険性もあります。 先頭を歩くことは道を決めるだけでなく、敵の索敵役も兼ねています。 迂闊に突っ込んで大量の敵を引き寄せる様な事が無いように注意も必要です。 また、先頭を歩く人間とは別に一番後ろを歩く人間も決めておくと良いかもしれません。 殿を勤めるのはバックアタックを考慮して、ウィザード以外のクラスが良いでしょう。 必要な時にはパーティチャットで先頭のキャラクターと連絡を取り、 パーティーが必要以上に大きく伸びてしまわないように注意しましょう。 パーティの進退を決めるのは戦況を冷静に判断出来る人物が良いでしょう。 戦闘時の立ち位置などから考えて、 君主やウィザードクラスなどがするのが良いのではないかと思います。 また、どの敵から倒すか、についてはあらかじめ、あるいは休息時に 話し合って決めておくと良いでしょう。 パーティの前衛 前衛は敵への近接攻撃(魔法含む)を仕掛け攻撃を加える役割と 後衛に敵が行くことを防ぐ防御を行う役割を受け持ちます。 直接モンスターの脅威に晒されるので 防御力はもとより、HPも要求されます。 ・ブロッカー 盾役、壁役等とも呼ばれます。 兎も角モンスターのタゲを引き受けて、自分に攻撃を集中させることで 他のメンバーに被害が及ぶことを食い止めるパーティの大黒柱です。 その性質上、高い防御力とHPを誇るナイトが適任です。 死んでしまったら意味がないので、どの位の数まで引き受けられるかは あらかじめ把握して置いた方が良いでしょう。 また、敵を倒す役目はアタッカーに任せて、自身はともかく 敵のタゲ取りを行いましょう。 ただし、敵を引く場合はデコイに任せる方が良いでしょう。 ブロッカーが敵の攻撃を引き受けることで ヒーラーはブロッカーだけを回復すれば良く、 注意力の分散を防げます。 また、複数人のヒーラーで1人のブロッカーを回復することで かなりもちこたえる事が出来るでしょう。 ・アタッカー パーティーのダメージディーラー。 高い攻撃力をもって敵を殲滅する事を役目とします。 ナイトやダークエルフ、ウィザードなどが適任です。 ブロッカーが引き受けているモンスターを優先的に撃破します。 この際、皆で同じモンスターを攻撃し、敵の頭数を減らすようにしましょう。 敵の数が減れば、その分だけ敵の総合的な攻撃力が落ち、 パーティの被ダメージが軽減できるからです。 ただ、過剰な火力を叩き込んでも勿体ないですから、 そこは臨機応変に対応する必要があるかもしれません。 ・デコイ 役目はブロッカーと似ていますが ブロッカーは立ち止まって敵の攻撃に耐える方向性なのに対して デコイの役目は敵を引いて他のメンバーに攻撃が向かないようにすることです。 ブロッカーがデコイを兼任する場合もあります。 敵が一体だけの場合はブロッカーと同じように引かずに耐えるのでも良いかもしれません。 また、ブロッカーが多すぎる敵のタゲを受けている場合はタゲの一部を引き受けて ブロッカーの負担を減らすようにするのも良いでしょう。 デコイはあまりにも多数のモンスターが湧いたときや、 一撃の攻撃力が大きすぎるモンスターを相手にするときに活躍します。 その性質上、移動速度の速いキャラクターや防御力、HPが高めのキャラクターが適任でしょう。 パーティの後衛 後衛は敵への射撃攻撃(魔法含む)を仕掛け攻撃を加える役割と 前衛のメンバーの回復や支援、敵への状態異常魔法の行使等の役割を受け持ちます。 多くの場合、後衛は幾つかの役割を兼任します。 ・ヒーラー ヒーラーはパーティーメンバーのHPバーを確認し 適切に回復魔法によってHPを回復する役目を担います。 また、毒や麻痺などの状態異常になったメンバーの回復も同様に行います。 パーティーの生命線と言えるでしょう。 緊急時では最大MPが多い方が連続してヒールを唱えられるので有用です。 また、INTが高い方が一度の回復量が多いためINT-WIS型のウィザードが良いでしょう。 全員同じ血盟でパーティを組む場合はヒールオールが有効です。 また同じパーティーにいなくても血盟が同じならば回復するので 複数パーティの時にも効果的です。 また、ヒールオールは遮蔽物越しに効果が発揮されるので ヒーラーは安全な場所に隠れながら回復を行うことが出来ます。 また水の精霊魔法、ネイチャーズブレッシングもまた有効な回復手段です。 この魔法は血盟に関係なく、パーティ全員を回復できます。 ただし遮蔽物越しの回復は出来ないので、各々の立ち位置に注意する必要があります。 ・スナイパー 後衛のアタッカー。それがスナイパーです。 射撃武器や魔法による攻撃を行い敵を殲滅する役目を担います。 基本的に弓を装備したエルフがこの役目を担うと思います。 働きはアタッカーと同じですが 射撃武器のためリーチが長く、目標のターゲット変更が容易です。 フレキシブルに対応して殲滅速度をあげると良いでしょう。 また、デコイが敵を引いている場合は 近接攻撃では安定して攻撃を仕掛けることが出来ない為 スナイパーの出番となります。 ファーストアタックを取って、敵のタゲを受けないように注意する必要もあるでしょう。 ・ブレイカー 戦況に変化をもたらし、味方に有利な状況を作り出す役目を担います。 基本的にはスローキャンセルサイレンス等の魔法で 敵の移動、攻撃速度を減少させ、魔法攻撃を封じ無力化していきます。 敵を倒すことは出来ませんが、弱体化させることで味方の被ダメージを軽減し パーティ全体の勝率を高める重要な役割を持ちます。 どの様な魔法をどの様な局面で使っていくかは戦略や戦術によって異なるでしょう。 魔法の成功率を高めるためにINT型のウィザードが適任でしょう。 ・コマンダー 戦況全体を見渡して、的確な指示を出す司令塔です。 帰還スクロールなどによる撤退のタイミングを指示したり 乱戦時にはスポッターの役割も行い敵の増援に注意します。 通常パーティーに1人いれば充分です。 というか2人以上いると指揮系統が混乱して危険です。 パーティメンバーが全員同じクランであるならば 君主が行うのが良いでしょう。 トゥルーターゲットの魔法をもちいて 障害物の裏に隠れて視認できない敵への注意を促したり 地上での狩りならばコールクランを利用して Boxされた味方を緊急避難させたり はぐれた仲間を呼び寄せたりすると良いでしょう。 ・スポッター 索敵係です。 前衛と後衛、双方にいると良いでしょう。 実際には全員がモンスターとのエンカウントに注意しているのですが 位置によっては他のメンバーの画面外から敵が来ることもあるので 声を出して敵が来たことを伝え合いましょう。 どの様な敵が何体やってくるのかを伝えることで 素早く態勢を整え、戦闘に望むことが出来ると思います。 パーティの戦術 遭遇した敵の数にもよりますが、 基本的にはブレイカーが敵にスローをかけ戦力を殺ぎ、 ブロッカーが全てのタゲを引き受けたところを アタッカーとスナイパーが各個撃破していくのが良いでしょう。 その間、ヒーラーはブロッカーの回復を行いましょう。 戦闘中、新たに敵増援が現れた場合は ブロッカーは速やかにそのタゲを引き受けます。 もし、これ以上タゲを引き受けられない状態であれば かわりにデコイがタゲを引き受け後衛に敵が行かないようにしましょう。 敵の数があまりにも多すぎる場合も同様にデコイが敵を引きつけ 各個撃破して行きましょう。 また、ブレイカーはアイスランスやカースパラライズ(のスクロール)を使用し 敵を完全に無力化して前衛の負担を減らすと良いでしょう。 パーティメンバーの数にもよりますが 基本的には前衛後衛それぞれ、1人が複数の役割を兼任する事になると思います。 後衛、とくにウィザードはHPが少ない為、敵の攻撃を受けると 倒れてしまう危険が多いです。 ウィザードが倒れると前線の回復支援力が無くなり 戦線が崩壊しかねません。 その為にも前衛は後衛に敵が行かないように立ち回りたい物です。 しかし、実際にはそうそう上手く行かない場合もあるので、 後衛はデコイとして敵を引きつけられる様に立ち回る必要もあるでしょう。 各人が自分の役目を上手く機能させれず、ヒーラーのMPが尽きたりした状況は 言うまでもなく非常に危険な状況です。 コマンダーは周囲にいるパーティにヘルプを求めるなり帰還の指示を出すなりして パーティの全滅を防ぎましょう。 半数以上が死亡するパーティの壊滅や全員死亡するパーティの消滅等は 招かないように気をつけたいところです。 各クラスの方向性 ・君主 近接武器を持ったなら前衛でアタッカー。 射撃武器を持っているなら後衛でスナイパーを。 またコマンダーとして戦況を見渡すのも良いでしょう。 ・ナイト 前衛のブロッカーが求められるでしょう。 特にCON型のナイトはブロッカーには適任です。 STR型はアタッカーの方が向いているでしょう。 パーティにナイトが何人いるかで適切な役割を果たすと良いでしょう。 アタッカーのナイトなら、両手持ち武器を使うのも悪くないかもしれません。 ・エルフ 近接武器を持っているなら前衛でアタッカー。 射撃武器を持っているなら後衛でスナイパーを。 ネイチャーズブレッシングの使い手ならばヒーラーも兼任すると良いでしょう。 また、PTにウィザードがいない場合はヒーラーやブレイカーを行うべきでしょう。 ・ウィザード 後衛のヒーラー、ブレイカーが求められるでしょう。 しかし、その戦闘スタイルによっては前衛でのアタッカーや 後衛でのスナイパーとしての働きをするかもしれません。 ウィザードは能力値の配分の仕方によって様々なタイプがある為 そのウィザードに適した役割を持つのがよいでしょう。 しかし、常にヒーラーとしての役割は持って置いた方が良いと思います。 ・ダークエルフ 前衛のアタッカーやデコイが良いでしょう。 弓を装備しているなら後衛でスナイパーも良いでしょう。 物理的な攻撃力ではダークエルフは非常に高く ダメージディーラーとして期待できます。 回避力も高いのでデコイも良いですが 耐久力は低いのでブロッカーとしては微妙です。



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